レポート:15周年の現場系アニクラLOVE.EXE★で見えたもの

イベントレポート

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アニクラ。推しの曲が流れる。イントロのコールは全力で。
ステージへと背中を押されたその時、振り返らずに見えたものとは。

“好き”の当事者

普段はライブハウスである北浦和エアーズ。2024年11月9日はLOVE.EXE(ラブドットエグゼ=えぐぜ)というイベントが行われていた。

イベント準備中の様子

記事取材のためフロアでメモを取っていると、タチアガレ!がかかる。5年間追い続けてユニットとしての活動を終了した私の推しのデビューソング。

流れるとしたらずっと後。そもそも流れるかどうか。そんな想定を飛び越えて3曲目で突然流されたそれは、最初の1秒以内に認識できた。だからイントロの「Wake Up, Girls!」というコールは迷わず、全力で叫んだ。

そうして、ステージへと優しく背中を押される。
EXEはステージに上がることができるアニクラだったなあ。というのをその瞬間になって思い出す。

…というよりも、さっきまでステージの上に人が上がっていたのを見ていた。でも、ステージの上の人と、自分は違う人で…。好きが足りないから?熱量が”そんな”じゃないから?面白いことができないから?

いつのまにか、そんな思考が頭の中で線を引いていたことに気が付いて、私の足は迷わず前に向かっていった。
そこからの数分はあまり覚えていない。下手くそなコールと煽りをやっていた気がする。

だけどすごく楽しかった。すごく気分が良かった。

関係ないとか、足りないとか、そういうのはその時に置いてくることができた。自分の”好き”を誰とも自分を比べなかったことはちゃんと覚えている。

これがこの場所の一つの面だと、私は受け取ることができた。

誰かの好きを信じているから、笑わない。
誰かの好きを尊重する人たちしかいない。
「にわか」「ダサい」もない。この空間にそういう言葉はなかった。
それが気持ちいいから。そういう人にとって息がしやすい場所になっている。

MVのダンスを完コピで踊るオタクがいた。好きじゃないとさすがにそれは踊れない。
衣装に気合が入っている人。チェロを持ってきてステージ上で弾くパフォーマンスする人。いろんな人がいたけど、共通しているのはたぶん、何かを好きで、何かを好きな人を尊重できる人たちであるところなんだろう。

その度合いは関係がない。

たぶんあなたの推しの曲が流れたらあなたを誰かがステージに手招きするか背中を押すだろう。そして、ここに来たあなたも同じことをするだろう。

それは文章で伝える以上に楽しいことだ。
たぶんここでは誰もが”好きの当事者”になれる。

私はLOVE.EXEが次回も開かれて欲しいと思う。そこにあなたがいて欲しいと思う。
そのために他の人の視点から見た「LOVE.EXE」を少し知ることが出来たら、ということで来場していた方にインタビューを行ったのでここから掲載していきたい。

本気であることが現場感をつくる。インタビュー・とちぎさん

画像は会場の様子

とちぎさん(LOVE.EXE★が好きで基本的に通っており昔から声優イベントに多数行ってる人)

――――LOVE.EXEのとちぎさんが好きなところはどこですか。

「女性声優の曲」が流れるところ。最近の曲も流れてるけど。他のジャンルが流れたりというシーンの変化もあるけれど、ずっと続いてほしいイベントですね。

声優アーティストやユニットも解散したり休止したり。もう現場がないことは当たり前になってきているので。

ここは”ライブはこう盛り上がるんだよ”の文化を継承する場にもなっていると思います。サブタイトルにある”元祖現場系”って本当だと思う。他のイベントよりもここを優先する人も多くいる。それだけ生の現場感がすごいんでしょうね。

あとは流す曲もワンコーラスで終わらないことが結構ある。それがいい。そのあたりをDJもちゃんとわかっているのも好きなポイントです。

――――”現場系”であることは想像以上にリアリティを出していると私も感じました。ありがとうございました。

(インタビューおわり)


みんな本気でコールを入れるし全力だ。そこに演者はいないけど、それで茶化したり茶化す必要がないのだ。いわゆる現場でやったら怒られるオタ芸・厄介行為は認められている。

だがマナーの悪い客がいない。最大限人にぶつからず、迷惑をかけず、を心がける人が多いのは、推しに本気だから、だと思う。

現場感を出している要素はそれだけじゃない。ここで「EXEの空気が大好き」という次のインタビューを掲載する。

帰る場所としてのLOVE.EXE。インタビュー・白陵さん

白陵さん(LOVE.EXE初期から皆勤賞でLOVE.EXE合宿イベントのさいにはバスを借りてきてバスを運転した人)

画像は会場の様子

息がしやすい場所

――――白陵さんはLOVE.EXEのどこがすきですか?

空気全体が好き。2021年ぶりに来た。ここに来るたび「帰ってきた」という感覚があります。ホーム、みたいな。素の自分でいられるんです。そんな現場がここですね。仕事や日常では自分を押し殺して過ごすことがほとんどで、心から笑う事ができるのはここだけなんです。

――――精神的にハダカでいられるというか、公共入浴施設よりも心が解放されているイメージでしょうか。

そんなイメージです。家にいるときよりも素の自分でいられますね。

――――番面白かったこと、嬉しかったことはなんですか?

面白かった枠でいうと、私が合宿イベントの時にバスをレンタルして運転したことですね。-アニクラに来ていたらそういう形で関わることになるという経験をする人はなかなか少ないと思います。

嬉しかったことは…10周年の桃井はるこさんが出演した時かな。ステージで歌う桃井さんに、かつて桃井さんが演じたナースウィッチ小麦ちゃんのフィギュアを手渡しして受け取ってもらえたんです。そのまま歌ってもらった。感極まって言葉にならない感情になったのを覚えています。

――――今後LOVE.EXEに望むことはありますか?

いつまでも続いてほしいです。この空気をいつまでも大事にしてほしい。だって唯一なんです。いろんな現場を知ってる人たちがここにはお客さんとして来てますから、いろんな”やりたい”とか感情を受け入れてくれる。いつ来ても「久しぶり~、元気にしてましたか」みたいな…。もちろん知っている人からそういう言葉をかけられることもありますけど、空気そのものがそんな感じなんです。言葉を交わしたことのない人同士でもなんとなく見たことがあるから知っている、心が近いから知っている。そんな空間なんです。

いつまでもこの現場、えぐぜは生涯現役で通いたいです。

(インタビューおわり)


客入りの時点で来場者が笑顔だったのが印象に強く残っている。「久しぶり!」がそこかしこから聞こえてくる。まるで同窓会に会いに来るようだった。「この空気だわ」「身体が動かない」「有楽町からの回しどうでしたか」

無料配布コーナーの近くにいると、「チケット抽選がなかなか当たらない」なんて声も聞こえてきた。「腰痛ベルト持参です」と言いながら準備体操をする人、最近の推しの話。暗いフロアの中、ペンライトで照らして自慢する推しのアクスタ。野球の推し。推しのCDを無料配布に15枚置く人もいた。

無料配布コーナーに突如置かれる田村ゆかりグッズ(展示用)(全て期限切れ特級呪物)
「ゆかり水」10年寝かせたもの。「ちゃんと常温保存してる!」「飴は形がなくなる。人形焼きは未開封で14年物だけどたぶんきれいだと思う」

とにかく推しの話ばかりだ。それと健康の話。「10キロ痩せました!」とか。

すごく同窓会というか実家感がある。みんな顔を覚えているけど、基本的に再会するのは本当にここで久しぶりの人がほとんどのようだった。とても不思議な感じがする。本当に身内だけでやっている場所だったらちょっと会話の内容が変わってくると感じた。仲が良いけれど距離が近すぎない感じ、と言って通じるだろうか。

これはすごく大事な要素だ。身内感が強すぎるイベントだと参加しにくい、ということは起きてくる。今すごくいいバランスがとれているのではないだろうか。今度は長らくスタッフを務めた方に話を聞いてみた。

EXEに歴史あり インタビュー・ノウゼンハレンさん

ノウゼンハレンさん(最初期からLOVE.EXEを知り長らくスタッフを務めた人)

画像は会場の様子

いろいろありすぎたEXE

――――ノウゼンハレンさんにとってEXEってどんな場所ですか。

……どんな場所、かあ。どんな場所かというと……。最初から「オフ会」だったなあ。

――――最初からですか。

1回目から。同好の士が集まって騒いでる現場だなと。一応ニコニコのカラオケオフから始まったはず。なごむさんが桃井さんの現場等でフライヤーを直接配ったりして興味持ってくれた人数名からだったかな。
機材強そう!とかって理由でスタッフになったのを覚えてるな。DJのようすけさんもおなじ感じで。

――――昔から見てて面白かったことありますか?

箱の換気悪くて湿気で機材が壊れたとき。俺がステージにノーパソ持ってぐるぐる回りながら立ってた。床は湿気で濡れちゃってスケート場みたいに滑る状態でさ。

あとは台風のとき。みんな傘が真逆になっちゃうくらいの風の強さでみんなズブ濡れになって会場に来たな。
何故か全然関係ないイベントのせいで箱にめちゃくちゃ怒られたり、いやうちじゃねえけど!っていうね。あの頃の箱の跡地が老人介護施設になったりしたね。よりによって老人介護施設だよ。VJブースを秘密基地みたいにしてそこで寝た頃もあったね。昔は深夜のイベントだったからさ。みんな若かったな。

――――歴史があるから、の一言に収めたくないムチャクチャな歴史ですね。LOVE.EXEを一番そばで見てて変わったことはありますか。

みんな歳を取ったことかな。だからどうしてもいなくなっちゃったりっていうのはあるかな。
最初の頃とかは他のアニクラとか、遊び場があんまりなかったから口コミで集まってくれたのかな。コロナ前までアニクラ自体はどんどん増えていった。それらはコロナでたくさん減っちゃったけどさ。

あとは現場に帰っていったんだろうな。昔と比べてイベント自体がめちゃくちゃ増えた。だからイベントの日程がかぶるようになった。環境が変わったっていうのかな。

――――LOVE.EXEをシーラカンスとか化石にたとえる方もいますよね。

化石というよりガラパゴスが正しいんじゃないかな。偶然残ってしまった秘境みたいな。

(インタビューおわり)


時代の変化は間違いなく劇的に起きていると感じる。

アニクラ黎明期、アニクラの隆盛、コロナ、現場の増加。

2009年、まだアニクラが都内に4.5つあるか無いかのアニクラ超初期。ガラリと環境が変わり続ける変革期ともいえる。そのタイミングにLOVE.EXEがスタートしたことを考えると、その荒波を生き抜いたのは希少な例だと言えるだろう。

初回は誰も機材の事が分からないのでiTunesで行われたという。女性声優曲が流れる場所が一つも無かった環境だからこそのエピソードだ。主催者やスタッフは「それでも高まりたい」という熱量を持って走りだしていった。

当時からのスタッフの努力や関係者、その全員の熱量が間違いなく長寿イベントとしてここまでやってきたことを支えてきたことがうかがえる。

しかし、それだけではないEXEの強みがあると分析する人もいる。現代の多くのアニクラに参加しながらLOVE.EXEへの参加は初めてという貴重な立場からお話をうかがった。

誰も気が付かないEXEの強さ。インタビュー・やっきさん

やっきさん(多数のアニクラでDJをしていて、今回はじめてLOVE.EXEに来た人)

画像は会場の様子

小さな変化とEXEの強さ

――――今日見てどう感じましたか?

ここは年齢層が上のほうに固まっているなと感じました。統一感がある。コールがそろうんですよね。入り方が早いんです。普通ここ以外だと様子を見ておいて、知ってる人がコールするのを見て入る、遅れて乗ってくるというか。ここのお客さんはみんなこの曲知ってるぞ!というタイミングでコールが入り出すんですよ。お客さんも聴いてる曲が今期の物が多い印象。

――――すぐにわかる特徴は参加して何か見えましたか。

アニクラだけどここはいろんな曲をかけてますよね。突然普通にJ-POPを流したりする。めちゃくちゃ古い曲も流れる。吸収力が非常に高いお客さんがここは多いですね。たぶんここのお客さんでも知らない曲があるはずなんですが、それでも乗ってくるのは非常に珍しい特徴だと思います。ここは楽曲派の方が多いということなのかもしれません。

だからなのかコスプレが少ないですね。今のアニクラはもっと多くて、コスプレの重要性が非常に高いと感じています。コスプレをしている方の撮影会みたいになる所もあったりして、コミケとかの文脈が入ってきてるところがあるかもしれません。

ここは「曲」が非常に強いです。ただなつかしい曲があるだけではない。そこからの変化がある。適応、進化し続けている。なんでも停滞すると衰退するのが世の常です。ここは停滞していない。見えないところがアップデートしている。小さいからわかりにくいんですが。

コンセプトを曲げると壊れる。コンセプトを作るのが大事ですが難しい。人が集まるとコンセプトが生まれますね。ここはその軸がしっかりしていると感じました。

これはアニクラの宿命なのですが、主催の熱が冷めちゃうとダメになってしまうことが多いです。モチベーションが燃え尽きたら終わっちゃうんです。主催が燃え尽きないっていうのも大きいですね。やりすぎないってのがもしかしたらいいのかもしれません。

(インタビューおわり)


ある意味他のアニクラがやらないこと、やっていることをやらないなど独自の路線を突き進むのがLOVE.EXEであると言える。

コンセプトは曲げない、いろんな曲が流れるけど盛り上がる対応力はある。
そして主催の熱が冷めることなくちょうどいいバランスで続いてきた。

変わらないことを望み本当に何も変わらないものは縮小、衰退していく。変わらないために少しだけ変わるということが必要なのだ。これは全てのものに言えることだけど、誰もが知っているわけではないことだ。

これは完全に私の考えではあるが、主催、DJ、来場者の全てが同じ「こうありたい」というビジョンを持ち、良いバランスで協力関係になければ、小さな変化を前向きに受け入れることが難しくなるのではないか。

コミュニティや組織運営において同じビジョンを持つことも、バランスをキープすることも、どちら一つだけでも簡単にできることではない。誰かが旗を振ってそれらを揃えようとしたのかはわからない。たぶん揃ってしまった、というのが正しいのではないか……と感じた。

EXEが生き残った理由をインタビューを含め、私なりに分析してまとめると

・小さい変化を受け入れる土壌があり冷めない熱量をバランスよく持っていたこと。

・推しと現場に本気であること。

・そんな人たちがちゃんと集まり愛情を持ってこの場にいたこと。

……となる。

ちょっとこれを書くのが怖いところだなと思いながら私はこの文章を書いているのだが、たぶん問題ないという安心感がある。

EXEが生き残った理由。それらすべての元になるものがある。それは、「好きなものを好きであり続けることが大事だと、LOVE.EXEに関係する人全てが理解していること」だと思うのだ。

さいごに 要約:なごむさんのあいさつ

LOVE.EXEの最後の曲は桃井はるこの「LOVE.EXE」なのがお約束だ。みんなたくさんUOを折る。その光景を見てなんだか涙が出そうになる。ここが貴重な場所だとなんとなく心で理解しているからかもしれない。

どうなるかはわからないけどきっとまた会えるということを信じられること。
これほどまばゆく光ることはなかなかないと思うのだ。

ここまで長いレポートにはなったが、

「過去の推しの曲をここ一か月で聞きましたか?」とあなたに聞きたい。もしそうでないなら、誰かが誰かを全力で好きなことが許されるこの場所に来てほしいと思う。

当時やりたかったことをやりに来てほしい。ここはその頃の自分に会いに行ける場所だ。突然その曲が流れたら、どうする?どうしたい?

私はその背中を押してくれる場所で待ってます。最後に主催のなごむさんのイベント終了後のあいさつを掲載してレポートを締めくくることとする。


なごむさん:EXE15年!続けてきたもん勝ちです!!!!好きなことを言ってきました。好きなものを好きでやり通していったもの勝ちだと思うんです。みんなに元気をもらえるから。

ストレッチ中に腰痛がピキンとしまして…。(おいでーという声)おいでじゃねえ!

他の現場でも最年少からずいぶん後輩増えちゃったよね。 適当な時にやるから続くのかもしれません。

私たちは15年分、歳をとったんです。いい機会だからストレッチやフィットネス始めねえ?整体行って言われたことなんだけど、ずっと遊ぶために動かしましょう、って。

遊ぶために動かそう! 日常を意識していきたい。一生遊ぶために。

また遊びに来てください。アニクラも減りました。ネオアニクラみたいなのが増えたりコロナもあった。 そんな中でうちらみたいな存在はもう残ってない!化石です!!!!

一人ひとりの存在がEXE!貴重なものなんです。今日はありがとうございました!

(書いた人:赤雪すずみ@実はVtuberやってます)

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おまけ:当日のタイムラインメモ書きそのまんま掲載

とっても長いので時間あるときに読んでね!


きんにくさんによる今回のツイートまとめは以下。動画もあるよ!

11:43

音だし。イノセントスターター。毎回この曲な気がする。

12:00

客入り。

みんな笑顔だ。「久しぶり」の言葉。同窓会に会いに来るようだった。

顔を覚えている。

無料配布コーナーに置かれるCDは最初から同じCDが15枚!平均して6枚とかがどんどん積まれていく。

「この空気だわ」

「身体が動かない」

「チケット抽選がなかなか当たらない」

準備体操

腰痛ベルト持参です

野球の推し。推しの話ばかりだ

最近の推し。ライブのチケット。UOで照らして自慢する推しのアクスタ。

有楽町からの回しどうでしたか。

健康の話。何キロ痩せました!という報告。

ゆかり水。10年寝かしたもの。「ちゃんと常温保存してる!」

「飴は形がなくなる。人形焼きは未開封で14年物だけどたぶんきれいだと思う」

12:26

みなさんおはよう! なんと…15年やっちまった!!!

「俺、15年前二十歳だぞ」どーんと楽しんで!はじまるよ!

1曲目はプリンセスプリキュア。いきなりツーステを打ち始めるオタク。「(テンション上がるのが)早い早い!」という声が上がるのもなんだかうなずけた

12:30

ミリマスは強い。

みんな推しTを着ていることに気が付いた。それを着る機会なのかもしれない。

12:34

タチアガレ!がかかる。WUGはちょっと!!!ワンコーラスじゃなくてフルで流れてちょっとちょっとちょっとってなった。ワタワタしてたら

ステージへと優しく背中を押される。

そういえばEXEはステージに上がれるアニクラだったなあ。というのをその瞬間になって思い出す。

…というよりも、さっきまでステージの上に人が上がっていたのを見ていた。

でも、ステージの上に上がる人と、自分は違う人で…。

いつのまにか、そんな思考が、頭の中で線を引いていた。

気が付いた瞬間には、足が前に向かっていた。

12:40

はるこ 「もっと夢、見よう!」

田村ゆかりのファン層の厚さ。

ド!ド!ド!でドンペリをふるまうDJ。なんだこれ

12:58

おどれるオタクの動きがなめらかすぎる。

13:04

ブレイバーン。コール完璧でびっくりする。現場どっかにあったか?

鬼滅の刃のOPやトレンドの曲がかかる。サンスネ全力

13:09

初代プリキュアのEDの動きを完コピして再現するオタク出現。さすがにフロアに笑いがおこった。すごかった。

ちょっと古めの曲が強い…と思ったらときメモまで古くなっていった。

13:12

i☆Ris。ステージに上がる人数を見てi☆Risおじさんが増えた!という感想がこぼれた。UOが炊かれる。

13:20

水樹奈々のオタクのオタ芸打てる率がすごい。練度も動きもすごい。コメティックのヘドバンをステージでやる3連オタク。楽しそうだった。

13:23

ギターが重いと盛り上がる。手拍子すごい。

13:31

堀江由衣のフロアの沸きがすごい。みんな飛んでる。みんな笑顔!

13:42

コナンの「謎」。星街すいせいで高まるオタクのツーステがすごい。ビビデバ完コピ。

13:45

らんまの古いほうのEDで沸く

13:48

茅原実里「TERMINATED」セーラームーン「ムーンライト伝説」て… ポケモンの「ライバル!」…ナデシコ「YOU GET TO BURNING」らきすた「かえして!ニーソックス」

田村ゆかり「Little Wish ~lyrical step~」 その曲タイトルの1文字目は…!?「田村ゆかり!!!!」田村ゆかりが好きですか!!!!「好きです!!!」田村ゆかりさんが…好きとおっしゃいましたね…!?では突然ですがクイズです 「!?」田村ゆかりさんの持っている”資格”を3つお答えください 普通自動車免許!というチート以降、日商簿記が繰り出されるもののフロアからのがんばれ~コールには答えられず。

13:54

イントロクイズが始まるものの1曲目はまさかのDeNAベイスターズの球団歌。アニクラとは。

2曲目はDIALOGUE+の「おもいでしりとり」、3曲目は桃井はるこの「天空のスプライト」

この桃井はるこさんの曲のMCで思わず好きと答えてしまったオタクはステージに召喚。これまで桃井さんがライブを行ったアジア以外の国は?ドイツ、フランス、ハワイ(アメリカ)と3つ答えることに成功。えらい。

今度はアウトロクイズ。この楽器構成は!いやわからんが。正解は「only my railgun」。定番曲なこともあってUOを折ったり家虎も聞こえてきた。めっちゃ飛ぶ。動物園めいてきた。

14:19 ゆいかおりだ!!ここで好き!と答えてしまったオタクがまたもやステージに召喚される。ゆいかおりとして出演したアニサマのタイトルは?めちゃくちゃ難しい。私も推しの出たアニサマのタイトルは!と言われたら正直困る。

その後のイントロクイズではスロット台の当選テーマがわかってしまうオタクがいたりバラエティーに富んだMCと企画で客を翻弄し続けた。

イントロで沸いてる時再生中トラブルで一瞬曲が止まるとオタクが詰め寄る光景も

14:55

プリリズおじさん

14:59

WUGまたやる 少女交響曲 床になった

15:08

ぼざろの曲!!!だけど「僕と三原色」で渋い。そこからバシっとシカの子につながる。

15:11

ホロライブ曲。船長はコール入る。適応力なのか認知なのか。

15:14

D+ アイカツすごい盛り上がる。

15:33

波乗りジョニー、恋はジェットコースター、ミュージック・アワー ミスチルからオルゴールのイントロで繋ぐ。シャレオツ。

15:42

killy killy joker。「道を開けろ!」と叫ぶ別のオタク。愛されている。チェロを持って来てゴシックな衣装着用で来場。一応リクエスト曲とはいえかからない可能性もあるのに本気だこの人。最終的にチェロを置いてサンダースネーク打ち始めたのにはみんなめちゃくちゃ笑ってました。最後には拍手が上がっていた。愛されている。

ホロも流れる。それがいい。知らん曲に乗るのはリスペクトでもあるけどここの人たちのノリの良さがあると感じた。

15:52

クライマックスが近づいてくる。水樹奈々、田村ゆかり。さみしさは見せない。けよりなのOP。

15:58

俺のじゃない!俺のじゃないけど!ドン・キホーテ!

16:00 

極上生徒会のED、Aice5おじさんを刺しに来た。

16:07 

ウルトラマンキッズ、「Princess Bride!」が流れると温度が2度くらい変わる。セリコのオタクの動きがすごい。m.o.v.eのGamble Rumbleはパラパラを完コピで踊るオタク。世代だからだけじゃなく好きじゃないとそれは踊れない。

16:31

あいさつ。LOVE.EXEまであっちゅうま

なごむさん

ハムさん

いいことはだいたいなごむさんが言いました。今期のプリキュアもいいので見てください。おかえりって言われたい…。犬のが好きです。

きんにくさん

3月にド!ド!ド!でドンペリやったって聞いたので俺もやりました。ドンペリなんて日常ではなかなか飲まないでしょう!ありがとうございました。

謎さん

みんなの推し力を試させてもらいました。アウトロクイズは答えられると思ってませんでした。次は500くらいレベル上げてきます!僕は好きなことを続けます。ということでエリザベス女王杯が翌日にあります!

みやさん

今回で出番最終回になります。前回くらいからダメかなあ、と思ってました。ちゃんとやめたかったのでこういう形で最終回にしました。声優さんとかアイドルさんのやめるときの気持ちが少しわかりました。今後はEXE民としてはいますので、よろしくお願いします。ブログとかもやりたいです。やり切りました!

よーすけさん

偶然が重なり今日はこれました。EXE、まだ続くよね。20周年まで行きたい!感想ツイートみなさんしてくださいね!ありがとうございました!

ろくますさん

Vのオタクになりました。入院してやることない状況でYoutube見たら夕方になってました。Vtuberはいいオタク人生送れるコンテンツだと思います。好きなものがない人生嫌なんです!オタクは人生幸せだと思います。

なごむ

客入りから開場までみんな待っててくれて、楽しみにしてくれたんだなってすごい嬉しかったです。仲良く健康にいましょう!楽しんでくれたかな!!!また会う日まで!

TO

次の次まで健康を祈念して!まずは生きようね……。(三本締め)

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