アニメWake Up,Girls!は失敗作だったのか

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一時期叩かれまくっていたWUGだが、本当に失敗作なのだろうか。

新章までのWUGについて語っています。

 

 

 

 

(この記事は 2015年12月19日に書かれたものを修正加筆したものです)

2ch、ふたばちゃんねる等インターネットの各所でものすごい叩かれてるように感じます…。

 

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ヤマカン憎しがWUG憎しなんだろうなあと

 

叩きの大半がヤマカン憎けりゃWUG憎しといった内容ですね。

そもそもWUGという存在と向き合わず、ヤマカンを叩くためにWUGを見るような、何かを叩くために動いている印象です。

それはそれでコンテンツの消費としてはありなのかもしれませんが、個人的には嫌いな消費の仕方です。

コンテンツに向き合っていないから。

面白ければなんでもいいほうがなんか楽しくないですか???

面白い!って誰かが言ったもののほうが安心して面白いってそれなんのためにアニメ見たりコンテンツ触ってるんでしょうか。

ちなみに時間がない、お金がないで効率良く美味しい取りしたいのだったらアニメそのものを見ないほうが良いと思うんですよね…

 

話がそれました。

叩く人はだいたいアイドルマスターや、ラブライブ!といったアイドルアニメと比較して辛辣な評価をしています。

だいたい叩くためにそういう武器を持ち出しているというのはあるんでしょうが、

その中で作画が良くない、キャラデザが、というような言葉をよく見かけます。

それらのアニメが萌えアニメであると断定するようなつもりは全くないんですけど、

多少、アイマスもラブライブも萌え要素を持ったアニメだとは思います。

みんな肌色もそこそこありますよね?かわいいですよね?

 

この記事ではヤマカンさんの人となりは置いておきます。

(関わられた作品は割と好きです。作品は好きですよ。)

 

 

まずはWUGって萌えアニメとしてどうなの、ということを書いてみます。

 

 

WUGは萌えアニメとしては失敗作です。売上も爆死レベル

 

 

お色気とか萌えとかの男性向け要素を求めた場合。そのときのWUGはダメダメでしょう。

何故ならそういう要素をこの作品はほとんど持ちません。

その上でそれを求める事に対しては否定的な描写を行っています。

萌えアニメを否定する存在。それがアニメWUGでした。

 

DVDやBDの売上に関してもかなり厳しいものだったと言わざるを得ないでしょう。

赤字にはなっていない、と思いたいです。

 

 

 

劇場版7人のアイドルのライブシーンにおいて

 

有名なパンチラ描写があります。

あのシーンを初めて見た時、何とも言えない…距離感、嫌悪感、居心地の悪さみたいなものを感じました。

全体を何度も見てからだと少女たちの決意や覚悟が込められたシーンという印象に変わってきますけど、

あのパンチラは初めて見る人にそういう印象を持たせる意図を持って使われた演出だったのではないか。

「誰が誰かもわからないままパンツ見せられた」って受け取り方をしまして、全く嬉しくない。エロくない。

今時のアニメでお色気要素っていったら視聴者を喜ばせるものですけど、これはその逆です。

 

 

 

 

有名なTV版2話Aパートにおいて…

 

WUGに卑猥な視線を向ける健康ランド利用者達が登場します。

その描写からは、見てて気分が悪くなるようにただひたすら気持ち悪く描こう、という制作側の明確な意図が見えます。

彼らはWUGのファンですらなく、WUGたちの活動に無関心で、彼女たちを性的なコンテンツとして消費する存在です。

それって何だか上に書いた、WUGを叩く人々と性質が似ています。

きれいであるか、作画がいいか。シコれるか。それが全てです。

 

そういう立場の人は気持ち悪く描写された健康ランド利用者を見た時、すごく嫌な気持ちになると思うはずです。露悪というより嫌がらせを受けたような気分になるでしょうから。

 

WUGのアイドルたちは白い水着ではありますが、サービス回だと見た人は絶対言えないでしょう。

 

ここの彼女たちは可哀想とかそういうのが先に来て全然エロくないし萌えもないんです…

(一応劇中だとエロい言われてますけど)

 

このシーンは、決していきなりこのシーンを思い付きでやろう!って出てきたわけじゃなくて、この作品の全体像の、どこかで入れないといけないシーンだったんじゃないか。

萌えやお色気要素をこの作品に探しても見つからないよ、そういう目線で見ないでね(あとそういうのキモいよ!)というメッセージをこのシーンで伝えたかったのではないか、と私は受け取りました。

 

 

このアニメは、可愛い女の子が楽しく過ごすだけの可愛いアニメとは秋葉原と月くらい遠く離れてます。

 

そういう目線で見た時、そういうものさしでしか見れない時、WUGは駄作であり失敗作という評価にしかならないです。

 

 

(私はラブライブ!はTV版1期2期劇場版と見ましたがアニマスは見てないです。そのうち絶対見ます)

よく比較されるアイドルアニメというカテゴリーにおいてもWUGの評価はものすごく低いです。

 

なぜなら、

作画が悲しい事になっている箇所が多いです。その上、

 

この作品においてライブを一曲まるごと歌い切るまで続くライブシーンは存在しません。

 

作画リソース的な問題ももちろんあるでしょうが、

WUGを”アイドルアニメ”として見るな!というメッセージすらあるのではないかと感じました。

 

 

 

 

 

WUGは失敗作か。という問いへの結論

 

 

そんなことないと思います。

誰かの心に届くならそれは失敗作とは言えないでしょう。

私の心には届きました。

それが私の結論です。

 

 

Wake Up,Girls!という作品は本当に素晴らしい作品です。

 

ただ「アイドルアニメとして~」とか、何かと比較するべきではないと思うんです。

何かと勝ち負けを競う必要はないはず。

 

売上も非常に低いものでしょう、爆死アニメとか言われる程度にはダメでしょう。

でも売上が全てじゃない。

 

そしてこの作品で表現しようとしたことは多分比較対象と全然違う方角を向いています。

なので、WUGはアイドルアニメではないし、萌えアニメでもないんです。

 

WUGにおいて重要なパートはライブではなく、その前後にあります。

WUGの活動の過程で描かれる人々が希望を取り戻していく物語こそがWUGの本質だと思うんです。

ライブに向けての失敗。すれ違い。それでも前を向いて歩いていく人たちの物語がWUGです。

このアニメの主人公はWUGとWUGの関係者、ファンであり、アニメとしてのジャンルはドキュメンタリーあたりになるのかもしれません。

 

このシーンとか。

 

 

視聴者が自分で考えたときやっと見えてくる体験型アニメ

 

そういう意味で主人公、とまでは言わなくても視聴者が登場人物という舞台装置になりえます。

 

話全体が視聴者を突き放すようなつくりになってるのも、それを意図したものだと私は思ってます。

その意図によって置いてきぼりにされた視聴者は、自分を巻き込んで能動的にならないと絶対楽しめないつくりになっています。

圧倒的に描写が不足しています。そこに意味を求めたり考察をすることで見えてくるものが多いです。

担当する声優は新人声優で、現実でも声優ユニットを組んでいます。

彼女たちのライブに行ったときにアニメが現実とリンクするといった要素もあります。

 

何もかもごっつごつの荒削りの原石。

WUGは体験型のアニメだと思います。

 

自分で体験した思い、初めて見た時の気持ち、考えて見えてきた事は見てない人には絶対わからなくて、

それを踏まえてこの作品を評価した時、初めて正しい評価になるんじゃないかと。

 

私はこの作品が大好きで、今この記事を書いています。

ぜひ、WUGを腰を据えてゆっくり見て下さい。感じたこと思ったことは誰かと語り合って欲しいです。

 

 

そういう意味で一人で観るアニメではないですが、一人でも誰かと見ても面白いはず。

違和感を感じる箇所はきっとあるので、検索して考察サイトを鵜呑みにするだけじゃなく、

(この記事もですね)

 

自分で考察してみてください。絶対そのほうが面白いですから。

 

 

 

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この記事を書いた人
赤雪すずみ

ユニーク過ぎてニッチを通り越した視点でコンテンツの浅瀬を飛び回る。
誰かの心に届く文章を書きたいと考えています。
涙腺の弱さはマンボウ並なので自滅泣きが多いのが弱点。
教科書は親の本棚の少女漫画。
WUGはまゆしぃ推し。

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