おすすめのコンテンツ、あるきかた、入り口をまとめました。WUG初心者さんに伝えたいこともあります。
3月に解散するWUGを今知ってくださった方への感謝と伝えたいこと
WUGをアニサマや各イベント、Twitterで興味を持ってくださった方が最近増えています。
3月に解散を発表したユニットとは思えないくらい話題に上っている。すごく盛り上がっている。
さて、”今のWUG”を追いかける上で、声優ユニットWUGの存在を欠かすことはできません。
メンバー出演イベント、そしてライブイベントは物語の最前線となっています。ここまでWUGのライブは最高を更新し続けてきた。昼よりも夜。前の会場より次の会場というように。
WUGを今から追いかける人に伝えたいのは、実はWUGというコンテンツの入り口は色々なところにあって、たどる道のりも自由です。忘れないで欲しいのはその全部がいまのWUGに繋がっているという事。
2018/12/31更新:記事構成いじり、情報整理、コラム追加。
2019/6/16更新:見やすいように整理。
2020/3/3更新:現状に合わせた。
「Wake Up, Girls! FINAL LIVE ~想い出のパレード~」上映会が中止に。各自、BDの同時再生をしませんか?という呼びかけ。参加資格はBDを持ってること!
WUGは2019年3月で解散を迎えました。SSAでのファイナルライブ映像が6月28日に発売されます。
それに向けてワグナーさんやSSAで初めてWUGに触れた人が参加できる、それまでWUGに関わった色んな人達で毎日記事を投稿しましょう!という企画をやっていました
新規のワグナーさんに言いたいことはだいたいここに全部書きました。
今から触れる人向け、おすすめのあるきかた
前の項でたどる道のりは自由です。全部がいまのWUGに繋がってる、ということを書きましたがこれはマジです。
受け取った物語があなたにとってのWUGです。
曲とライブ映像だけでも大丈夫です。三次元から入っていくのもおすすめ。三次元だけ楽しむのも全然あり。
アニメを無理に見ろとは言いません。なかなかシビアすぎる内容です。
一応順番としては以下の通り。
劇場版7人のアイドル> TV版1話~12話 > 続劇場版 青春の影(前編)/Beyond the Bottom(後編) >新章
TV版2話がしんどい!地雷!という人がそこそこいます。一番しんどい描写がありますが、ここから一番苦しいシーンはなかったはずです。3話までなんとか見てもらえるといいのですが…
そして、アニメを迂回してアニメのストーリーラインを知る手段も実はいくつかあります。
・舞台版WUGのBDを見る
・漫画/WUGリーダーズを見る
・公式の年表を見る
・7分でわかるWUGを見る
このどれか。これでだいたい1期のストーリーラインを知ることができます。
2期である新章に関してはBDで抑えるしか現状はなさそうです。
WUGというコンテンツの全容を知るためには全てのコンテンツを抑えることが必須でしょうが、全てを追いかけなくてもOK。だって私も見れてない。
2次元のWake Up,Girls!
アニメを見る順番
時系列順にはこうなっています。
・劇場版7人のアイドル> ・TV版1話~12話 > ・続劇場版 青春の影(前編)/Beyond the Bottom(後編) >・新章
お急ぎの方はTV版すっ飛ばすのはありかもしれない。何があったのか気になったら後で見てください。WUGファンからは評判が非常に高いシーンも、しんどいシーンもTV版1期にはあります。
定額配信サイトである程度は見れそう。完全ネタバレですがこれを見るという手も。7分でストーリーがわかります。
- U-NEXT(7人のアイドル、TV場、青春の影、BtB、新章が見れます!)
- dアニメストア(TV版、青春の影)+ライブ映像ショート版(part1大宮、SSA)
- Amazonプライム(7人のアイドル、青春の影、BtBが見放題)
- dアニメストア for Prime Video(TV版のみ。非推奨)
アニメ放題全コンテンツ配信終了。ビデオパス全コンテンツ配信終了。
U-NEXTは31日間無料トライアル登録で月額プラン 1990 円が31日間無料、+600円分のU-NEXT ポイントがもらえます。この期間で完走するのもありです。
2300作品のアニメが見放題!【dアニメストア】 Amazon Primeなら対象の映画・TV番組が見放題
コミカライズ
・Wake Up, Girls! エターナル・センシズ /続劇場版BtB以降〜新章のお話。
こちらの公式で2話まで無料で読めます。
https://www.comic-clear.jp/comic.aspx?c=72
・Wake Up,Girls!リーダーズ/アニメ版1期のお話を再解釈。アニメ版見るのがしんどい人はこちらを。
少しゆるくなってます。公式で1話が無料で読めます。おすすめ。
https://mangacross.jp/comics/wug/1
1巻は書籍化、2巻、3巻は電子書籍でのみ販売。
・Wake Up, Girls!(1) (角川コミックス・エース)/未完
・リトル・チャレンジャー Wake Up,Girls!-side I-1club-1(未完)
・学研ムック Wake Up, Girls! OFFICIAL GUIDE BOOK
・劇場版 Wake Up,Girls! 七人のアイドル (ノーラコミックス)
小説
小説版 Wake Up, Girls! それぞれの姿
アニメ版の脚本、待田 堂子さんによるメンバーの掘り下げ、語られなかった部分が見れる短編集。
ゲーム
・ブラウザゲーム/リズムライブ&アイドル活動ゲーム「Wake Up, Girls! 新星の天使」
サービス終了: 2019年7月9日(火)16:00
描き下ろしのストーリーあり。サービス終了しているがニコニコ動画に有志が動画を上げている。
・ミラクルガールズフェスティバル/VitaSEGAの携帯機ハードの音ゲー。
コールも入ってる。ポリゴンのWUGちゃんが踊ります。なんと本人たちのモーションキャプチャー。
キレキレダンスの林田藍里が見れます!
タチアガレ!(劇場版主題歌)/7 Girls War の2曲が収録。
・アーケードの音ゲー
WUGちゃんの曲で遊べます。なんか曲いい!となったらここから入っていくのも面白いですよ。
maimai/極上スマイル,7 Girls War
CHUNITHM(チュウニズム)/極上スマイル 2019年10月24日(木)稼働のCHUNITHM CRYSTALで遊べなくなりました
Wake Up,Girls!の楽曲/音楽
2次元と3次元のWUGをつなぐものと言えるかもしれません。超ハイクオリティの楽曲ばかりなので、まずは聞いてみて欲しい。
Wake Up, Girls! LIVE ALBUM ~想い出のパレード~
想い出のパレードのライブ音源アルバムが発売。
Wake Up, Best!MEMORIAL
2019/1/23に発売。WUGの楽曲ほぼ全部が入ってます。他、新曲4曲入。<Blu-ray 収録予定>ミュージックビデオ。
・Wake Up,Best!シリーズ(3まで)を揃えるのもありです。
定額配信にてほぼ全部の楽曲が聴けます
Spotify(アカウントあればある程度無料で聞けます!)
Google play music,Apple music,LINE music, AniUTa,
AniUTa限定曲、Wake Up,May’n! の「ハートライン」は必聴。
Wake Up, Best!MEMORIALにはWUGバージョンが収録されているものの、これはAniUTa限定と思われます。
わたしが組んだSpotifyのWUGプレイリスト。
アカウントがあれば無料プランでもフル尺で聞けます(広告が曲間に入ることあり、強制シャッフル)
楽曲MV
一部MVは解散後フルサイズが無料公開されました。
有志の方がプレイリストをまとめてくれています。
3次元のWake Up,Girls!
声優アイドルユニット:Wake Up,Girls!側からみるWUGというコンテンツです。
映像ソフト化されているコンテンツ
1st,2nd,3rd,4th LIVETOURはLive Blu-ray BOXに収録。そちらが安価。
2014
・Wake Up, Girls! FESTA. イベント、やらせてください!
映像はイベント入場特典で配布、入手困難。
・1st LIVE TOUR +Wake Up, Girls!Festa.2014 Winter(2014幕張)
東京公演が収録。
1st LIVE TOUR のBDに2014幕張も収録されている。BOX版には収録されていない。
2015
・2nd LIVE TOUR
東京公演(アンフィシアター)が収録。めちゃくちゃ”高い”プロジェクションマッピングが見どころ。
・Wake Up, Girls!Festa.2015 Beyond the Bottom EXTEND(2015幕張)
(映像化は2016の幕張入場特典で配布のみ、入手困難。近くのワグナーに見せてもらってね)
・わぐばん!
Wake Up,Girls!の初の地上波バラエティ番組。個人の魅力が発揮されている。おすすめ。
こちらは単品でもBDが売られているが、Wake Up, Girls! Blu-ray BOXに収録されている。
2016
・3rd LIVE TOUR
東京千秋楽公演が収録。ツアー中は「プリンセスシステム」で会場ごとにフィーチャーされるメンバーが違ったが、この回は田中美海がフィーチャーされている。ファン必見。ちなみに東京公演のみ生バンドだった。
・Wake Up, Girls!Festa.2016 SUPER LIVE(2016幕張)
Wake Up, Girls!新章1巻に収録。値段も安くお買い得。おすすめ。
2017
・4th LIVE TOUR
千秋楽公演が収録。セットリストや演出が”強い”と評判が高い。舞台で歌われたあの曲も。
・Wake Up, Girls!Festa.2017 TRINITY (2017幕張)
Wake Up, Girls!新章7巻に収録。
2018
・ファンクラブ「わぐらぶ」メンバー限定5周年ライブ
わぐらぶ内通販で販売されたWUG LOVE SOLO EVENT 2018 -URA-に収録。入手が困難。
・FINAL TOUR – HOME – ~ PART Ⅰ Start It,Up, ~
千秋楽、大宮公演。解散発表後の寂しさを吹き飛ばすような楽しさ。7Sensesをそれ以前と見比べて。
・FINAL TOUR – HOME – ~ PART Ⅱ FANTASIA ~
千秋楽、横須賀公演。KADODEに向かう途中最後の幻想曲、何かが起きる。
2019
・FINAL TOUR – HOME – ~ PART Ⅲ KADODE ~
千秋楽、仙台公演。全33公演のHOMEツアー最後にして全てのWUGのライブツアー、最後のライブ。
・Wake Up, Girls! FINAL LIVE ~想い出のパレード~
「約束の地」「聖地」とうとうたどり着いたさいたまスーパーアリーナでのファイナルライブ。最後の挑戦であり、彼女たちに用意されたエクストラステージ。SSAは埋まるのか?我々は伝説の目撃者となる。
その他
・アニサマ2014・アニサマ2015・アニサマ2017・アニサマ2018 に参戦。該当のBDでその勇姿を見れる。
・Wake Up, Girls! LIVE Blu-ray BOXは値段も安く、4年分のライブ映像が収録されているのでおすすめ。
(2014幕張は収録されていない、過去のBDに付属していたブックレットがないなどは注意)
・アニメの2期がはじまるまでの内容が収められたWake Up, Girls! Blu-ray BOXは値段は高いが、わぐばん!が入っているのでおすすめ。
舞台版 Wake Up,Girls!
2.5次元の舞台。内容はTV版WUGの再解釈・再演的な内容ですが、青葉の軌跡に関してはシリーズのとある地点から当時を振り返る物語です。どれもクオリティ高くおすすめ。
・舞台「Wake Up, Girls! 青葉の記録」(2017/1)
劇場版アニメ7人のアイドルを再構成した内容。
・舞台「Wake Up, Girls!青葉の軌跡」(2018)
続編。”とある時点”のWake Up, Girls!がアニメ中盤の頃に起きた大事件を振り返る。
ラジオ
Wake Up, Girls!のがんばっぺレディオ!(配信終了)
http://www.onsen.ag/program/wug/
Wake Up, Girls!とRun Girls, Run!のオールナイトニッポンi(有料でアーカイブが聞ける)
https://i.allnightnippon.com/pg/pg_anni_wugrgr
Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局(田中美海)
http://www.joqr.co.jp/fgo/
A&G NEXT BREAKS FIVE STARS 水曜担当:田中美海 有料でアーカイブ見れます
https://www.nicovideo.jp/watch/sm28058414
西田望見・奥野香耶のず〜ぱらだいす
http://seaside-station.net/program/zoo/
大坪由佳・青山吉能の週末、何してる?
https://hibiki-radio.jp/description/shumatu/detail
青山吉能 聞いとっと!?よしのモン。・*・:≡( ε:) (終了)
検索を。
Wake Up, Girls!のオールナイトスッポン(終了。無料でsoundcloudにてアーカイブが一部聞けます。)
http://9129suppon.com/2213/
Wake Up, Radio!(終了、会員はさかのぼって聞けます、CD化もされています)
生放送配信番組
かな&あいりの文化放送ホームランラジオ! パっとUP
http://ch.nicovideo.jp/patup
『ファミ通presents WUGちゃんねる!』(チャンネル閉鎖済)
WUGちゃんがゲームやる番組。ここ発の話題はそこそこあります。人気。現在では見る手段はなさそうです、検索を。
メンバーによる記事
吉岡茉祐:MY closet
有料記事。旧記事のお値段はなんと1記事11円。月額会員になれば最新のものが見れる。
4gamerでの連載。無料。惜しまれつつ終了しましたが、野球ネタを交えつつゲームを紹介していくスタイルが女性ゲーマーに評判が高かったと噂。
永野愛理ブログ-桜色日記-
SNS/ブログ/解散後メンバーのTwitter/Instagram/個人ブログ
公式で使われているTwitterハッシュタグはこちらです。
#WUG_JP #3月8日はSSA #WUGSSA
公式ブログとTwitter
・Wake Up,Girls!公式ブログ(超おすすめ)
メンバーが日替わりで更新しています。かなり古い記事も全部無料で見れるので、過去の出来事や歴史を知るにはぴったり。解散後も残っており読むことができます。ありがとう。
・Wake Up,Girls!公式Twitter
告知宣伝が下手すぎるコンテンツですが、一応フォローをおすすめします。時々グッズやイベントの情報をつぶやきます。
ワグナーのTwitter
公式が下手なのでこの方達をフォローしておきましょう。ワグナーという概念。と言えるような人たちです。公式よりも情報源として役に立ちます。
WUG News (非公式) さん。半自動のほぼ手動でWUGに関する情報をつぶやいています。中の人すごい。
ほうすん さん。メンバーの配信番組をまとめてくれています。
解散後のメンバー個人SNS
メンバー個人ブログ
永野愛理
ファンクラブ
わぐらぶ(終了済)
会員限定通販では会員限定ソロイベントでのみ歌われたソロ曲アルバムが入ったパンフレットなどが買えます。舞台裏の動画や壁紙なども配信された。
会員限定イベントチケット先行抽選に参加できたりした。現在は終了、公開停止中
メンバー出演アニメ
dアニメストアで配信中
・ハッカドール(dアニメストア):高木美佑、奥野香耶、山下七海 要所で各メンバー
・恋愛暴君(dアニメストア) :青山吉能ーグリ(メインキャスト)
・あんハピ♪(dアニメストア):吉岡茉祐(メインキャスト)
・ハナヤマタ(dアニメストア):田中美海、奥野香耶(メインキャスト)おすすめ。評判高
・デスマーチからはじまる異世界狂想曲(dアニメストア):奥野香耶、永野愛理(メインキャスト)
メンバー出演舞台作品
・舞台プロジェクト東京ドールズ:奥野香耶出演。
2019.2.27~2019.3.10
・Stray Sheep Paradise:奥野香耶・永野愛理出演。
奥野香耶初の主演です。チケットは千秋楽以外なら比較的入手しやすいです。豪華キャストかつ主催は舞台版WUGのオッドエンタテインメントなので期待大。>>>神舞台。舞台初心者にも。
2018.12.12~2018.12.16
リスペクトしてるワグナーさん記事集
さとうなな さんの記事。無料編、サブスクリプション編、チケット編と分かれています。
housunさんの記事。網羅性が非常に高い
まなべやさんのブログ。考察記事が深い。ここから私のWUGが始まりました。
湖底さんの記事。わたしも舞台版WUGおすすめです。
トキノドロップのWUG関係おすすめ記事(レポート中心です)
・岩手公演のときのレポート。公演中、スタンディングオベーションが自然に起きました。WUGのライブで一体何が起きたのか。
・アニサマでWUGと共演したドリフェスの最後のライブレポート。
覇権コンテンツではないことは敗北とイコールではないことを知りました。
コラム:私のWUGへの想いや歴史
解散前提で知った人にWake Up,Girls!をどう伝えるのか悩んでました
いまのWUGという存在を知ってもらった人たちとライブで一緒に楽しむとしたら、何を見せるべきなのだろうか。という問題である。曲だけ聞かせるのはありかもしれない。時間もお金もかからない。定額配信もある。
いまのWUGというコンテンツの最前線は三次元WUGの中にある。
その物語の中にアニメWUGは最終的に内包されていく、アニメWUGを追い越して一人で歩き始めた存在が三次元WUGと私は考えていて。
アニメを見せるだけではそれが伝わらなくなる、気がした。かといってライブ映像を見せるだけでもそれは伝わらないと思った。全部見せるのが一番ではあるが、ハードルが高い…困った!
…といった事を先輩ワグナーに愚痴ってみた。帰って来た先輩の言葉。
「それは心配しすぎ」
「どんな時も、入り口がアニメだろうがライブだろうが、全部それはWUGというコンテンツのほうを向いてる。それを理解してはじめてライブに来ればいい。ライブに来る事を強制することもないだろ」
「WUGというコンテンツは色んな所に入り口が開かれている。人によって入ってくる場所や重要な場所は違う。WUGは特に受け取り方も、大事にしたいものがみんなそれぞれ全然違う。」
「ここまで何か一つが欠けていたらWUGはここまで来ることが出来なかった」
先輩さすがだなあ、と思いました。結局、「ライブだけがWUGじゃない」という認識は少し現実と異なるのだと思います。(= LIVE is not only WUG)
ライブもWUGだし、アニメもWUGで、舞台もWUG。(= LIVE is WUG, and anime is WUG, and STAGE is WUG,) 全部WUG。
全ての要素がいまのWUGにとって必要なものだったんです。全てを知ってからライブに行く、だけが正しいわけじゃない。それも正解だけど、どこかから入ってそれをきっかけにより深くWUGを知っていく事は否定されてはいけない。
むしろ肯定されるべきなんです。ラジオしかりイベントしかりブログしかり。全ての出来事がいまのWUGにつながっている。それらがWUGにとっても大事な経験であり、見た人がWUGと紡いだ記憶にも変わっていく。
はたしてその全容を知ってるワグナーはいるのだろうか。
私は全く追いきれてないし、先輩ワグナーも推しのイベント優先になってしまうから全部を追えていないだろう。それでも、今のWUGを私は考えることが出来ているし、ワグナーとしての活動を楽しめている。
WUGのこれまで全部を知ることは多分物理的に不可能です。諦めてください。レポートのないイベントなんていっぱいあります。けれど、追える範囲でいいんです。
今のWUGを追いかける上で、最前線にあるのはライブや声優ユニットWUGです。アニメや舞台、各イベントは今のWUGにつながるものです。WUGに興味を持ったなら、好きなタイミングで好きなように見たり調べていいんです!その中で触れたもの、そして生まれた色んな想いをWUGと一緒に重ねて行ってほしいと思います。
SSAが発表されたWUG、その時私は
2018年12月22日、横須賀芸術劇場で行われたWake Up, Girls! FINAL TOUR – HOME – ~ PART Ⅱ FANTASIA ~。昼公演を終えての夜公演中、さいたまスーパーアリーナでのファイナルライブが発表された。
2018年6月15日、Wake Up, Girls! (以下WUG)はプロジェクトとしては継続するものの、声優ユニットWUGは2019年3月に解散を迎える事が告げられた。それと同時にWake Up, Girls! FINAL TOUR – HOME -が発表。
FINAL TOURでの2月24日の仙台公演のあと、何かしらの動きがあるのではないかと当時から予想している人は多かった。3月解散するというアナウンスではあったが3月にはライブが何も発表されていなかったためだ。
武道館や、幕張メッセでの解散ライブ。これを予想したり、会場のスケジュールをみんな確認したりしていた。
みんな、何かしらやってくれると信じていた。みんな、SSAでのライブなんて予想していなかった。
アニメでのWUGは名前を変えたさいたまスーパーアリーナ、I-1アリーナが登場する。I-1アリーナはアニメのWUGにとっては敵地であると同時に、夢の場所であり物語のクライマックスで立つ場所。いわゆる聖地だ。
アニメロサマーライブで声優ユニットWUGは何度かさいたまスーパーアリーナのステージに立ってきた。それでも、単独でSSAでライブを行うということは難しい。キャパシティは国内の会場としては最大級だ。
2〜3000人がワグナー(WUGのファン)として今年のライブに参加しているだろう、と言われていた。
さいたまスーパーアリーナのキャパシティは可変だが、相当小さい場合でなければ16000人。
3000人のワグナーではSSAを埋めることは難しい、という声が多かった。
だからワグナーもほとんどが諦めていた。過去にメンバーが単独SSAライブをやりたい、と言っていた。
7 Sensesの歌詞では「約束の地で待ってて 約束の時待ってて」と歌われていた。約束は果たされた。
WUGは、約束の地、単独SSAで解散ライブを行う。この事実を告げる前に、2014年、2015年、2016年、2017年、2018年のこれまでのライブの映像が一つずつ流れる。2014の文字が回転して2015に…という演出。2019の文字が現れるだろうことも予想がついた。
きっとこれは2019年の、3月のライブの発表をするのだろうと。映像のライブにはほとんど参加していた事もあって当時を思い出して泣いていた。思えば遠くまで来たもので、2014年のあの幕張メッセで続編である続劇場版が発表された時、この劇場版が終わったらWUGは終わっちゃうのかな、と考えていた。WUGと、ワグナーはその時から想像もできないような道のりを歩いてきた。
そして、流れたのはメンバー7人のメッセージだった。メンバーが衣装に背負った言葉が重なっていた。詳細は思い出せない。順番も思い出せない。
吉岡茉祐 – Hope revived
山下七海 – again & again
田中美海 – Never give up
青山吉能 – Try Everything
高木美佑 – Keep Smiling
永野愛理 – Like A Sakura
奥野香耶 – Hallelujah
「すべてのワグナーさんともう一度ライブがしたい」
「みんなのたくさんの笑顔が見たい」「夢を諦めたくない」
「約束の地へ」
途中の「たくさんの笑顔」という単語を目にして、もしかしたら。もしかしたら!!!!そんな希望を持って涙が止まらなくなっていた。この映像が流れた時私は立っていられないほど感情が揺さぶられて、声にならない声を出していた。顔なんてぐしゃぐしゃだった。
2019.3.8 FINAL LIVE#WUG_JP pic.twitter.com/y1MNrdCsAK
— Wake Up, Girls!公式 (@wakeupgirls_PR) December 22, 2018
いつかたどり着ける場所。でも、解散の時は決まってしまった。だからもう間に合わない。絶対に不可能だ。
そんなふうに、いつからか感じていた。私だけじゃなかったはずだ。
そんな夢をWUGは叶えてしまった。
そのお返しに私はワグナーとして何ができるだろう。何をしてきただろう。結局答えは一つだ。できることを探す。やる。やりつづける。後悔がないように。
2019.3.8 FINAL LIVE
さいたまスーパーアリーナ
メンバーからのメッセージです①#WUG_JP pic.twitter.com/rvIszE2Uzp— Wake Up, Girls!公式 (@wakeupgirls_PR) December 22, 2018
2019.3.8 FINAL LIVE
さいたまスーパーアリーナ
メンバーからのメッセージです②#WUG_JP pic.twitter.com/a0XhzQjisW— Wake Up, Girls!公式 (@wakeupgirls_PR) December 22, 2018
横須賀ライブ後のメンバーブログまとめ
かや 12/22
ずーっと前、4年前とかかなぁ。
みんなでさいたまスーパーアリーナを単独で埋められるような声優ユニットになりたいねって目標を立てて、でもそれはやっぱり現実的じゃないよなっていつのまにか諦めてしまった自分と、どうしてなんだろう。もっと、もっと、って、悔しい私たちもいて、
だから、きっとその日、その時を迎えるまで、
少し信じられないよ。ただ、すごく嬉しい気持ちと、ワグナーさんへのありがとうで溢れています🌸
本当にありがとうございます…!✨
みゆ 12/23
古参も新規も、ライブに来たこと無くても、全然まだWUG知らない人でも!
みーーんな絶対に最高の1日にするので!
3月8日、SSAで待ってます!
まゆ 12/24
ここまでやってきたという事と、発表の時のみんなの声援、みんながいてくれるという安心感からなのか…
ワグナーのみんなと作り上げるあの空間がわたしは大好きです。
だから、きっと大丈夫、になるんだと思う。
本当は私たちが連れて行くよ!って胸を張らなきゃいけないのかもしれない。
今はワグナーさんに助けられてる方が大きく感じることもある。
そんなに弱気じゃダメだと思うから、私たちは、残りのツアーで必ず成長します。
そして、3/8に、あの場所にたちます。
見届けてください。
あいり 12/25
いつも応援してくださる皆さんも、
初めてWUGを見に来てくださる方も、
一緒に最高の時間を過ごしましょう!!!!
絶対に絶対に幸せな時間にしましょう!!!
WUGの底力を全てそこに。
3月8日、お待ちしております!!!
みなみ 12/26
平日夜っていう、難しいかも、なのですが、
一曲一曲が最後になるこのライブを…!
少しでも多くの方に私達のことを
みていただきたいなあと思っています!
よしの 12/27
正直、
不安な気持ちもありました。
私たちだけで埋まるのか、
ワグナーさんに無理をさせてしまわないか。でもいまは、
絶対に絶対に成功させたい!その一心です!だから期待して待っててね。
そのために私たちなりふり構わず駆け抜けるから!!
ななみ 12/28
私は誰かがWUGを初めて聞く、見てみる、って機会をどれくらい作れたのか
数字ではわからないけど、これから3ヶ月、その先もずっと
それを忘れず頑張ってく!!
「本物の____」
7人が自分達の手で掴み取ったものを積み重ねた先にこの瞬間のWUGがある。この本物の存在の質量は「声優アイドルユニット」の枠には収められない。
彼女たち自身が望み掴み取ったこの未来は、台本にも預言書にも載っていない。いつか完結してたはずの世界を変えた先にある場所。その場所で紡がれた物語はきっと伝説になる。
Wake Up,Girls!という存在は、何かを探している人の前に、その求めるものを携えて現れる。これはわたしの周りのWUGを深く愛しているワグナーを見ていて思う。いつか失ったもの、いま足りないもの、まだ出会えていない大切なもの。その収まるべき場所にかちりとはまっていく。
「オズの魔法使い」の話を知っているだろうか。知恵が欲しいカカシ、勇気が欲しいライオン、心が欲しいブリキの木こり。オズの魔法使いは彼らの探し求めるものを魔法をかけて与える。
でも、本当はもう彼らが探しているものはすでに持っていることに気づけていないだけだった。いまあなたは手に入れたんですよ、という暗示を行ってやることしか「オズの魔法使い」にはできなかった。こんなものは魔法でもなんでもない。オズの魔法使いは本物の魔法使いではなかった。
「オズの魔法使い」に出来なかったことをWUGは成し遂げてしまう。
かつてWUGは「親」の遺産を持ってこの世へ飛び出した。遺産の中身は「親」への悪評から訪れるたくさんの困難、そして背負っていくWUGアニメという物語と東北を盛り上げるという役割だ。
ほとんどマイナスと言っていい所からのスタートだった。監督がどうとか、アニメの作画だとか。予定調和の成功なんて約束されてなかった。それでも好きだと言うファンはいたし、アニメもコアなファンには愛されていた。
アニメとリンクする現実は確実にアイドルに興味のない人間の入り口として上手く機能していた。地元発のこんなユニットがあるのかと東北のファンも獲得していた。
2015年末、劇場版アニメWake Up,Girls!続劇場版 Beyond the Bottomのエンディングを迎え、WUGアニメの展開が止まった。いつしか与えられた物語に終わりが訪れた時を転機に、WUGは物語を演じる存在ではなくなっていった。
7人はただ前に向かってがむしゃらに進み、未来を切り開いてきた。その過程にはメンバー一人ひとりの仕事先での活躍があった。舞台。ゲーム。アニメ。ラジオ。ライブ。
そこで初めて出会った人々が彼女たちを評価していた。
フェス系のライブではそこにいた別のユニットのファンに「WUGは強かった」と言わせた。「今一番おもしろいのはWUGだ」と思ってもらえた。ファンが増えていった。今のWUGを見ているファンは、たくさんの新しいファンを連れてきた。その人々はみんな等身大の彼女たちを見ていた。
WUGはWUGという等身大の存在として自分たちの物語を歩き出した。もう、彼女たちはWUGという存在を演じてなんかいなかった。何かのレプリカでも偽物でもない。ましてや誰かに着せられた物語でもない。
彼女たち7人がWUGを体現する存在になった。WUGはWUGという本物に成っていった。
だからこそ本物の存在にしかできないことが、できる。
ある誰かにとってWUGはμ’sで失ったものを埋める存在になり、
別の誰かにとってWUGは勇気をくれる存在になり、
また他の誰かにとってはWUGが人生そのもののような存在だった。
WUGのために生きて、色んな事を乗り越えられるという人もいる。わたしも、その一人だ。
本物の存在と何度も書いたけれど、結局WUGは本物の「何」になったのか。その答えは、各人にあると思う。答えの一つでしかないけれど、
私にとって、WUGは本質的なところにおいて「本物のアイドル」になったのだ。
いわゆるAKBやジャニーズのようなアイドルらしいアイドル、とは立ち位置や色んなものがまるで違う。
けれども、WUGはたくさんの人を幸せにしてきた。たくさんの人を笑顔にしてきた。3月に行われるSSAのFINAL LIVEですらそうしてくれるだろう。
そういうことができる存在はアイドルじゃなかったらなんと呼べばいいのか。私はその語彙を持ち合わせていない。だから「アイドル」という言葉にしがみついてしまうのだけど。
WUGはWUGなんだ、と思う。
WUGにしかできないことを今やっているから。
いつかその場所が空いたとして、WUGという存在を埋め合わせるものを見つけられる気がしないし、探そうとも思わない。「なんと呼べばいいのかわからないWUGという本物」と同じ形のものなんて他に見つからない。ここにしかない。
だから、いまここにあるWUGと過ごす瞬間を、全力でやりきって大切にしていきたい。思い出の記憶域に代替なんて不可能な楽しい記憶を詰め込んでいきたい。後悔なんてどこにもない瞬間を重ねて、本物の宝物を手に入れたい。
ここで。
中でもリトル・チャレンジャー Wake Up,Girls!-side I-1club- はおすすめ。
なんとI-1 club視点のお話。登場する主人公がその後の作品に出てきます。新章にも。