ワグナーがドリフェスくんに武道館で救われた話

イベント

 

 

 

夢の先の場所からその先へ。イケるっしょ!

…なんて文を出だしにした感想を書きたくなったのだ。

 

そう書かなければならないと思った。

彼らと彼女達に渡されたバトンが手元にあるから。

 

 

 

 

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ワグナーがドリフェスくんを見に行く理由

 

当ブログのWUGの記事を事前に読まれてる方は話が早いのだが、一応説明させて欲しい。

 

私はワグナーだ。(=Wake Up, Girls!のファン)

 

WUG(=Wake Up, Girls!の略称)は2018年の時点で活動が5年目に突入。

突如2019年3月をもって解散する事が発表された。

 

WUGの1年目のライブツアー千秋楽が人生で最初に見たライブだった。他アーティストも含め、である。

衝撃的なものだった。それは後ほど機会があれば別記事で書く。

ともかくそれがきっかけでワグナーになってしまった。

WUGは解散前のFINAL TOUR ~HOME~の開催を発表。その公演中、WUGとファンに向けスタッフよりアニサマへの参加がサプライズ発表された。

 

アニサマはWUGにとって一番多くの人に見てもらえる場所。過去数回出演したが解散前に急遽出演が決定したのだ。

 

迎えたアニサマ。WUGだけでは埋められない、SSA。

WUGはそれまでのFINAL TOURにおいて、本人たちは解散という言葉を使ったことがなかった。

ライブイベント中に初めて、解散の言葉が告げられたのはアニサマだった。

 

先輩ユニット達、後輩ユニットからのサプライズも用意されていた。

i☆Ris,

ミルキィホームズ,

Run,Girls Run,

そして、コンテンツの規模において一切かなわなかったAqours。

 

もちろん泣いた。

でも、正直悔しさがあった。

 

WUGが誰にでも届くコンテンツではなかった。

追いかけて、知りたいと興味を持って、調べて、考えて、初めて輪郭が見えてくる。

そうして魅力がやっと伝わってくる。でも、その魅力はそこまでした人たちの人生を変えてしまうほど強烈なものだ。

そこにたどり着くまではヤマカンの作ったアイドルだろ、で話が終わってしまう存在。

 

 

Aqoursさんを嫌いなわけではないけれど、

彼女たちのパフォーマンスにはきっと誰にでも刺さる、誰にでも届く物語がそこにあるように感じた。

広告を出し、すこし触れてもらえればファンがどんどん増えていく存在。

私には、彼女たちの物語は届かなかった。

 

 

WUGよりもずっとライブとして、会場は盛り上がっていたように見えた。

ほとんどの人が彼女たちを知っていた。

WUGがWUGである以上売れないという現実を目の当たりにした。

誰にでも届く物語でない限り、あそこまでコンテンツとして大きくならない。

WUGをそこまで連れていけなかった事が、悔しくてたまらなくて、ほとんど俯いていた。

いまあるWUGらしさを全部捨てたらもっと売れるのかもしれない。

そんなのWUGじゃないし、それはきっと私に届かない物語になるだろう。

 

 

そんな敗北感を抱えて、アニサマが終わり帰途につく。

 

電車の中でTwitterを見て知った事実。

WUGに共感すると言っているつぶやきが見えた。

そこには解散(活動休止)を控えたユニットがWUGだけではなく、もう一組参加していたのだ。

 

DearDreamである。

 

私とドリフェスというコンテンツはここで初めて出会った。

 

彼らは解散、活動休止するなんて事をライブパフォーマンス中言わなかった。

WUGは花道を用意してもらえたのに。

 

 

なんだか、ワグナーとして借りができてしまった気がする。

どこかでこの借りを返したいと思った。

 

あの夏の借りを返すとき

 

あの2018年の夏が終わったあとの私は金銭的に非常に厳しい状態だった。

 

参加予定だったイベントのチケットを譲渡するか悩む私は、

WUGから吉岡茉祐、田中美海が参加しているナナシス(tokyo 7th シスターズ)のチケットを入手できなかった。

ちなみに私のWUGの推しは吉岡茉祐。(まゆしぃ。赤の子。ナナシスだと鰐淵エモコ。)

推しが出るイベント行けずにどうしよう、なんてやっていた。

 

そこでたまたまワグナーから回ってきたRTに出会う。

ドリフェスの最後の舞台となるのは武道館であり、そのチケットが安価で譲ってもらえるという。

 

武道館に行くことで、なんだかあの夏の借りが返せそうな気がした。

ドリフェスくん、武道館はさすがに埋まらないのかもしれない。

だとしたら埋めることを手伝いたかった。解散ライブに空席なんて悲しい。

 

しかし私はDearDreamの存在をアニサマで初めて知って、KUROFUNEを初めて見るのは武道館が最初になる。

結局バンダイチャンネルで見放題やってたのに、アニメは1話と2話飛ばして3話までしか見れてない。

 

予習とか全然してない人間が行ってもいいのだろうかとも思った。

それでも、ドリフェスとそのファンの姿を見たくなった。

 

解散を迎えるその人達が、もし希望を持った表情で会場をあとにしている所を見れたなら、

WUGがいつか迎えるその時が近付くにつれて沈んでいくこの感情を引き止めることができるんじゃないか。

 

そんなわけで女性向けコンテンツに強めな男子に連番しませんか、とLINEを飛ばしたのだった。

 

武道館ってやっぱ夢だもの

 

私の人生においてWUG=ライブだった。

だから、WUGが参加しないライブはほとんど行ったことがない。

武道館も同様だ。その場所に行くこともなかった。

いつかWUGが武道館に行くこともあるのかもしれない。

 

でも、キャパシティは15000くらいと聞く。WUGに埋められるだろうか。

今年、幕張メッセイベントホールが埋められなかったのを思い出す。

今でこそなんとかなるのではないかとも、やはり厳しいかな…と考えてしまう。

 

そんな、夢の夢の武道館。

たどり着いて、熱気と人の量に圧倒される。

初めて見る人も実はそこそこいたらしいけど、何だか巨大なオフ会会場みたいになっていた。

ライブが終わったらもう会わない人もいるだろう。それだけでなんだか目が潤んでくる。

 

その上フラワースタンドの量も尋常じゃなかった。

台湾や中国からのフラワースタンドに、日本各地のいろんな人達からのフラワースタンドがいっぱい

でフラワースタンドがフラワースタンドの影になってる状態だった。

とあるワグナーから、というフラワースタンドもあった。(かっこいいことするなあと思った)

 

会場に入場して席について、また泣きそうになる。

こんなでっかい会場にファンがいっぱい来て振るサイリウムの海はどんな色だろうか。

この景色はやっぱり夢の場所なんだ。

それを実感するたびに眼の前がぼやける。

 

セットリストなんて、わからないけど

 

ウィンクとかのファンサでほんと普通に無理になっていた。

野太く黄色い声を出して崩れますよ。無理。

女子にならざるを得ない。かっこいいしかわいいし無理

 

初めて見るKUROFUNE。めっちゃかっこいい。

(そして3話途中までしか見ていなかったのでおまえかーーー!となる)

(3話の子、電車に飛び込んでると思ったので元気でなによりですと孫を見る表情に…)

楽しかったです。ええ、最高に楽しくて、かっこよくて、輝いてた。

彼らは本物の5次元のアイドルだった。

 

PLEASURE FLAG、シンアイなる夢へ!、ユメノコドウ、グローリーストーリー。

これしか予習して来なかったアホは、

 

初めて聞く曲でだいたい泣いていました。

歌詞がどれもこれもメッセージが詰まりすぎていて。

 

その歌に込められたメッセージを開こうとするたび、

楽しくて、楽しませようと頑張ってくれていることにぶつかる。

 

それが最後だと思うと、どの曲も胸が張り裂けそうなくらい想いが溢れていることに直面する。
この事実に向き合う度に泣いてしまう。

 

ゼロからスタートして勝利で終わる、彼らと彼女たちの物語。

 

MCが本当に辛かった。めちゃくちゃ泣いてた。

 

会うのが二度目なんてほとんど初めてに等しい。

それで想いが分かるはずがない、伝わるはずがない…なんて、嘘だ。

 

彼らの言葉は全部本物で、重みがあって、ワグナーがいつかぶつかるものでもある。

ファンに向けた想い、役に込めた想い、これまでの事。そんなMCはやっぱり涙が溢れてくる。

 

1万人の嗚咽とすすり泣きは、本当に凄く感情を揺さぶられる。

でもそれに流されて泣いてたんじゃなくて、個人として泣いていた。

それが一万人いただけだったんだなあと、今は思う。

 

今ここにいる人、ここにいない人、コンテンツを愛してくれたみんなに向けて。

これからの毎日を生きるみんなサイコーの相方に向けて。

寂しくて、終わりたくないけど、楽しかった青春へ。

仲間とみんなへ、勝ち取った今へ。

お互い尊敬し合う自分の役、その気持ちがわかった瞬間と、みんなへ。

憧れだったところからみんなで作っていった役、ドリフェスというエールの届く場所と、みんなへ。

 

 

ステージにたつ誰もが、「みんな」へ感謝していた。

当たり前かもしれない。普通のコトなのかもしれない。

コンテンツの終わりってそんなものなのかもしれない。

 

 

でも、それ以上の想いがあったのだ。

それ以上のものを受け取ってしまったのだから、そう言うしか無い。

 

そして、

最初はドリカ配ったりして、明日も心配みたいな状態だったゼロの地点から、

ここまでに出会ったみんな全ての力で連れてきてもらった武道館。

失うものはなにもない。沢山のものを得た。

みなさんが勝ち取ったこの武道館を、みんなで誇りにしたい。称え合いましょう。

「ここまで来れたのは”勝ち”です」

 

 

そんな事をセンターの石原壮馬が言った。

 

その瞬間に、私のどこか、何かが救われた、と感じた。

 

ツアーで終わりだった可能性もあったというけど、

ファンがここまで支えてきた結果武道館勝ち取っちゃった。

ゼロじゃなかった。

そこまでに積み上げてきたことは全部無駄じゃなかった。

たとえそこでコンテンツの公式展開が終わったとして、そこまでに得たものは全部本物になる。

そうやって肯定してくれるなら、これはもう絶対的に勝利なんですよ。

 

どこかのコンテンツより売れたとか、売れなかったとか、

もうそういう次元ではなくなってしまう。

罪悪感とか、辛さとか、無力感とか、それが全部救われた瞬間だった。

 

あの日、ドリフェスがあの夏の私を救ってくれたのだった。

 

 

#イケるっしょ という魔法の言葉

 

 

心の中でずっとドリフェスというコンテンツは生き続ける、そう言ってくれたドリフェスくん。

 

ファンの応援が彼らに届く。その喜びがやがてファンにも帰ってくる。

これを幸福の再生産ループと呼んでいるのだけど、これは途切れてしまったのだろうか。

そんなことはないと、奇跡のような出来事が語っている。

アンコールにも使われた「イケるっしょ!」という言葉。

ライブの翌日に、#イケるっしょ とファンたちが一斉にツイート。

 

#イケるっしょ はTwitterトレンド1位を獲得した。

エールは届くことをファンが証明してみせたのは、一つの奇跡だと思う。

 

帰り道、連番者と明日ちゅらい・・・とか、武道館から帰りたくない…という話になったときの話。
イケるっしょ!とそこにいた友人や自分、連番者が言う。

 

「なんでもイケるっしょでなんとかなっちゃうね」と笑ったのだけど、

これは本当に魔法の言葉なのかもしれない。

 

 

この魔法が「叶った夢の先の本当のスタート」のあとも続いている。

その事実がワグナーである私の目には希望として映る。

この気持になれるならWUGの解散はただ悲しいだけでは終わらないと思えるのだ。

 

ワグナーとしてドリフェスくんの武道館、行って良かった。

 

ディアドリンセス、ファンの鑑だった。

チケット譲っていただいたディアドリンセスにあらためて感謝を。

武道館、埋まらないって思ったんだよ。

始まったら埋まってたぞ。ちゃんと埋めたぞあなた方!!!!

本当に、本当にすごいことで、ここまで来たことを誇りにしてほしい。

 

ついでに宜しければこちらも。

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2018.12.14.追記。

この日の後日談。

ドリフェスの方がWUG現場に来てくれて、フラスタも出してくれました。

 

WUG岩手昼公演で起きた奇跡。イーハトーブはここにあった
もしこれが最後のライブだったとしても、 最高の思い出はここにあったって自信を持って言える

 

2019/1/25追記

Paradeが続いています。ありがとう。

 

 

 

良かったらWUGの最後の新曲、聞いてくださいね

 

さようならのパレード / Wake Up, Girls!

 

Spotifyアカウント(Freeアカウントで可)があればこちらでフル尺が聞けます

 

 

 

 

 


 

 

 

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