韓国の文化は若い層に人気が出てきた
韓国で放送されたテレビドラマが引き起こした韓流ブームから20年弱。
新大久保は料理、アイドル、コスメの3つに分かれ、混沌を極めていた…
21世紀初頭の韓流ブームからもうすぐ20年、今日でも日本では韓国の文化が当時とは姿を変えつつも大きな存在感を放っている。ふと外に出てみればチーズハットグにチーズタッカルビにうさぎ目メイク…韓国由来なのか、そして韓国と全く同じ形で提供されているかは別として街には食品を中心に多くの韓国の文化で溢れている。
当時韓流ブームを支えたのは中高年だったが今の韓流ブームのメインボリュームは女子学生。コリアンタウンとして知られている新大久保は平日でさえ夜になると多くの女子高校生達で溢れ返りパンクしかけているというのが現状である。
韓国にしかない製品が欲しいなら個人輸入するしかない
人間は実に貪欲な生き物なので他人を見ているとどうしても自分も欲しくなるもの。今日の韓流ブームもあり韓国の製品を手に入れたいという欲望が生まれた方も少なくないのでは無いだろうか。この前Twitterで韓国製のブラジャーに関するつぶやきに大きな反響があったように実際韓国製品には素晴らしいものも多い。例えば…
- 化粧品:美容大国として知られている韓国。韓国製の化粧品類は安価ということもあり根強い人気を誇っている。今日では日本にも直営店も増えてはいるもののまだまだ日本で入手が難しいものも少なくない。
- アイドルグッズ:今日の韓国ブームの火付け役である韓流アイドル。本国でしか手に入らないグッズはファンならば喉から手が出る程欲しくなるのでは?
- プリパラ:韓国でも大人気のテレビアニメ作品。強いローカライズがなされているもののだからこそ日本では販売されていないグッズも多い。なお放映時期が日本とズレており執筆当時だとプリチャンはまだ放映されていない。
しかし幾ら韓国の製品が優れていようがここは海の向こうの日本。日本では手に入らない韓国製品の方が圧倒的に多い。
となると現地に直接行くか友人に頼むか個人輸入になる訳だが個人輸入が1番現実的な選択になると思う。
しかしここで大きな壁が立ちはだかる…
「ハングルが読めない…!」
なので今回は完全日本語対応の韓国の通販サイト、Gmarketを使って韓国製品の個人輸入に挑戦してみよう。(本記事はスマートフォン版のページを用いて説明していく)
Gmarketの使い方
GmarketはUIからカスタマーサービスまで完全日本語対応という神サイトである。すごい。
まずは日本語化しよう
アクセスしたらまずページをググッと下げてshipping to JAPANをタップ。
それぞれ
日本語
JPY
Japan
に設定しよう。
これでサイト全体が日本語になるはずだ。
なおPC版は日本語に対応していないためパソコンのブラウザでで日本語サイトを利用したい場合はスマートフォン版を利用しよう。
会員登録
次に会員登録をタップ。サイトで利用したいGmarketID、利用するメールアドレス、アカウントのパスワードの3つの必要事項を記入、入力したメールアドレスに届くメールの中にあるURLをクリックしてアドレス認証を行いGmarket IDを入手する。
会員登録でエラーが出た場合はGmarketIDに記号が含まれていないかチェックしよう。
(何のエラーかわからないエラーが出てしまうときはこれが怪しい)
ログイン・商品検索/絞り込みの方法
先程入手したGmarketIDでログインができたらお目当ての商品を探そう。
「キーワードから探す」をタップ。キーワードを打ち込んで気になる商品を検索する。
上手くヒットしない場合はハングルでの検索も可能なので、Google翻訳からコピー&ペーストを行って探してみよう。英語での検索も手だ。欲しいものを日本語から韓国語に翻訳することでたどり着きやすくなる。
商品が見つかったら漏斗のマークをタップすることで商品を絞り込める。ここで国際郵送に対応している商品の絞り込みが可能だ。国際郵送にレが入っていることを確認したら欲しい商品を探そう。国際郵送非対応の商品はどうやっても国外から購入できない。
スマートフォン版は戻るボタンを使うと商品検索結果が1ページ目まで戻ってしまう事に注意。長押しから新たにタブを開いて商品詳細を確認しよう。Gmarket IDでログイン中ならハートマークをタップすることでお気に入り商品としてブックマークすることができる。
クーポンの選び方
大体欲しいものの目星がついたらカートに商品を入れよう。
カートに商品を入れる際にクーポンと書かれたボタンがある。ログインしてトップページからクーポンをタップすればダウンロードができる。時期によって様々なクーポンが配布されているので条件や割引額・割引率をよく読んで賢く使おう。あらかじめ取得してあるクーポンをこのカートのページで使用することになる。
送料について
カートのページには商品の価格の他に割引額と国内送料と国際送料が記載されている。
GmarketはGmarket国際物流センターに注文された商品を一旦集め、そこから国際発送を行うシステムになっている。
国内送料というのは韓国国内での送料だ。国外で利用することになるのでGmarket国際物流センターまでの送料が国内送料として発生する。国内送料は同じショップでまとめ買いした方が安くなるので出来るだけ同じショップで購入しよう。
国際送料は発生するはずなので「予想送料照会」を必ず確認してほしい。「国際送料」の「追加送料」が発生する国際送料だ。
重量に応じて国際送料は決定されているので、商品予想重量も確認しておこう。予想以上に商品の重量があった場合は送料が余計にかかることになる。
関税について
海外輸入と言えば関税が気になると思うが、関税に関しては基本的に商品の合計額が16666円未満ならば支払いが免除される。それを超過してしまっても簡易税率が適用されるはず。
ただし「ニット製品」、「革が一部でも使われている製品」「パンスト・タイツ」「砂糖・ミルク・肉を使った食品」等の商品はそのルールの対象外。そして模造品は税関で没収の措置が取られるので基本的にブランド品には手を出さないのがベターだろう。
気になる場合は東京税関のページをチェックしてほしい。
決済
確認したら決済処理をタップ。住所を英語で記入し決済情報を選択して決済するをタップすれば購入完了だ。
決済に使えるのはクレジットカードとPayPal。VISA,MasterCard,JCB、AMEXに対応。クレジットカードの番号を伝えるのに不安があるならPayPalを使うとよい。
クレジットカードを持っていない場合は年会費無料の楽天カードに入会するのがおすすめ。入会で数千円相当の楽天ポイントがもらえる。ポイントは楽天市場だけでなく楽天ペイなどで利用可能。
住所入力について
住所を英語で入力するのがわからない方はこちらを参考にしてほしい。
ピューロランドの住所をもとにした例で日本の住所表記を英語表記にしてみよう。
「〒206-8588 東京都多摩市落合1丁目31 ピューロ荘203 ,TEL042-339-1111」は
英語表記で「203 puro-sou,1-31 Ochiai,Tama,Tokyo,206-8588,+8142-339-1111」になる。
StreetAddressに部屋名とマンション名(あれば)、番地、町名を入力、Cityに市町村、Stats/Provinceに県名、ZIP/Postal Codeへ郵便番号を入力。
最後にPhone Numberに電話番号を市外局番の頭の0を消して入力する。携帯電話でも同じように、例えば080..から始まる番号なら80と入力すればOKだ。
発送状況について
購入後は右上にある人の形のアイコンから注文した商品と発送状況が確認出来る。
商品が物流センターに届く前ならまとめ配送を申請することで送料を節約することが可能なことは覚えておこう。
トラブル発生時は問い合わせしよう
また、気になることがあれば下の顧客センターから簡単なQ&A一覧を確認出来る他に電子メールを利用した問い合わせが可能。顧客センターも完全日本語対応なのでもしものトラブルの際にも安心だ。
送料の過剰請求等返金がある際にはスマイルキャッシュという電子通貨で返金される。現金に変換することも可能だが海外の場合米35ドルの手数料がかかるので基本的にはGmarketで次回の買い物のときに利用することになるだろう。
実際にGmarketを利用して個人輸入しています
こちらは
12月19日に注文して配送されたのが12月27日、大体10日弱程度で商品を受け取れた形です。
あくまで1例ですが今回画像のような本や食玩等を購入して4.5kg程。
対して輸入時に支払った予想送料が11.3kg分でした。
₩62220から₩36940分Smile Cashで返金されているので国際送料の半額以上が還元されました。
まとめ…国境の壁を乗り越えろ!
今まで韓国でしか取り扱っていない商品を欲しい!と思ったはいいものの、言語の違い等から尻込みしてしまった方も少なくないだろう。自分もその1人だったがGmarketに辿り着いてからは国境の壁を恐れずインターネットショッピングをエンジョイしている。今回のこのガイドを通じて皆様の生活が素晴らしい韓国製品によって少しでも豊かになれば幸いである。
Gmarket楽天市場店もあるのでどうしてもわからないようならこちらを利用するのも手。Gmarket楽天市場店は少し高めの価格設定だ。
以下はこれまでにトキノドロップで寄稿した記事。