【育児エッセイ】本に学ぶねんねトレーニング 実践と定量化

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1冊の本に出会って、私と妻はそれぞれ自分の時間が増えました。

赤ちゃんが生後100日を過ぎたぐらいの時期に妻が体調を崩して寝込みました。幸い、私が育休を取得していたこともあり、妻には授乳だけを頼み、それ以外は私が全て赤ちゃんの世話をすることに。

普段から家事全般(掃除、洗濯、食事の準備、ゴミの回収およびゴミ捨てなど)や、赤ちゃんの世話も寝かしつけと、男性ではどうにも出来ない授乳以外はやっていました。
ただ、会社から頼まれ月80時間以下ではありますが仕事をしていたため、寝かしつけだけは妻に任せっきりにしていました……

 

妻が倒れたことで夜の寝かしつけを初めてすることになったのですが、これがめちゃくちゃきつい!
全然眠ってくれないし、寝てもすぐに目覚めてしまう。眠らせるために抱っこしながら軽く揺すり続けるんですが、1時間ぐらい続けてやっと眠るなんてことも。ようやく寝たと思って、布団に寝かそうと、抱っこをやめた瞬間に泣き出してまた抱っこして、抱っこしながらスクワットして…… 子どもを育てた人なら誰しもが通る道、とおっしゃるかもしれません。

たった2回の寝かしつけを終えたところで、このままでは私も倒れてしまう…… と危機感を覚えました。
普段から何か困ったらとりあえず本を探して読む人間なので今回も赤ちゃんを寝かしつけるための本を買うことに。

そこで出会ったのが、『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』清水 悦子 かんき出版 でした。

ねんねトレーニング、はじめました

読み切るまでの所要時間は2時間程度。購入してすぐに読みきりました。「順番通り読まなくていいので、目次を使って必要なところから読んでください」といった旨がはじめの方に書かれており、育児で疲弊しきっている親を想定していることが伝わってくる、優しさに溢れている本でした。

本に書かれていることはおよそ「70%ぐらい」の赤ちゃんに効果があったと書かれており、期待と不安を感じながらも妻には要点を口頭で伝えて情報共有を行ってその日の夜から実行することに決定。

初日は本を開いてすぐ目に入る袖にまとめられている3つのポイントをとにかく実行してみよう!と決まりましたが…。

 

結果として初日は散々でした。トータル3時間ぐらい抱っこをした疲労もあってか「うちの子には効果がないのか」と落ち込みました。しかし、勉強でも筋トレでも即日で効果が出ることはまずないのが人間というもの。体調が回復してきて動けるようなった妻には「何が何でも一週間は続ける!」と宣言し、いわゆる「ねんねトレーニング」を続けることに。

ねんねトレーニングを続ける中で本の通りにやっても赤ちゃんの反応を見てあまり効果がないものは切り捨てたり、ちょっとアレンジをしたりしました。元塾講師としての経験から「万人に有効な勉強法はない。一人一人効果がある勉強法は異なる」という確信があったため、うちの子にあったトレーニングを模索しました。

 

ぴよログで見える化して分かったねんねトレーニングの成果は?

実感としては4日目ぐらいから赤ちゃんの睡眠が変わってきました。おそらく今までは大人の生活に合わせた睡眠サイクルだったことや、添い乳で眠らせていた習慣が効果を実感しづらくしていたのだと思います。

私は「ねんねトレーニング、成果が出始めた!」と感動していましたが、妻は非常に冷静な人なので「もう少しデータを取ってから数字を出して」と一言。
そこで、出産からずっと使っているアプリ「ぴよログ」のログ機能で結果を検証することに。

 


 

ぴよログ ヘルスケア/フィットネス 無料
育児の記録をつけ、夫婦でリアルタイムに共有できるアプリです。かんたん操作でミルクやおむつ交換、睡眠などの記録をつけることができます。

株式会社ぴよログより引用。

育児記録アプリ ぴよログ
夫婦で共有できる無料育児記録アプリ。片手のかんたん操作で赤ちゃんの育児記録をつけられます。授乳タイマー機能やまとめ機能、成長曲線機能なども備えています。AIアシスタントにも対応!

 

Google Play で手に入れよう
ミルクをあげた時間やオムツを替えた時間を夫婦間で共有することで、赤ちゃんが泣いている原因が絞りやすくなります。また、一週間単位でまとめたものを見ることもでき赤ちゃんの長期的な体調管理に非常に役立ちます。

 


 

実際にぴよログを使っている画像がこちらです。(広告のバナーがアプリの下部にありますが気にしない)左の画像が量、右の画像が時間を表示している状態の画面です。

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ねんねトレーニングをはじめた週は睡眠時間が多い日、少ない日が不規則にあり寝ている時間にもバラつきが見られます。

次週に入ると睡眠時間のムラがなくなり、寝ている時間も多少まとまってきていることがなんとなくわかりますね。

・全体的な睡眠時間が伸びた
・睡眠時間のムラがなくなった!
・寝ている時間もまとまってきている
→睡眠の質が上がったようです。

せっかくなので大まかにですが、ぴよログの記録結果から起きた回数、21~9時に起きた回数、1時間以上の睡眠、2時間以上の睡眠の数、3時間以上の睡眠の数、1時間以内の数をそれぞれ数えてスプレッドシートにまとめてみました。それぞれ平均値を算出しています。

こちらの数値をねんねトレーニング導入前、導入後で比較してみると、全体の起きた回数は導入前平均5.43回から導入後平均5.29回にわずかですが減少しており、21~9時の夜間の起床回数は導入前平均3.86回~導入後平均2.86回に1回分減少しています。これは大きな成果と言えそうです!

親としては夜間に休める時間が増えたので数字以上に相当ラクになりました。

 

21時ごろからの寝付きが良くなっている。体感では大きな効果を得られた!

 

これらの客観的なデータを見て引き続きねんねトレーニングを行うことが決定。ぴよログを使えば結果の検証もしやすいので定期的に分析をしてよりよいねんねトレーニングを引き続き行いながら模索することになりました。

ねんねトレーニングのPDCAサイクルを回し始めてから、現在はこの記事を書く余裕があるぐらい自分の時間を作ることができたのも大きな成果だと言えるはず!

赤ちゃんの睡眠改善に効くグッズを紹介!

赤ちゃんの睡眠の質が良くなったことで、私と妻のストレスも軽減。以前よりも育児に前向きに取り組めるようになりました。そこで更にストレスの少ない状態に近付けないだろうかとAmazonで色々と買って使ってみることになりました。

その中でもこれはいい! というものを紹介します。

 

パナソニック モニター付き屋内カメラ スマ@ホーム 設定不要 ベビーモニター KX-HC705-W

ベビーモニターは個人的には値段以上の価値があったと思っている製品です。

赤ちゃんがいくらしっかりと眠るようになっても、姿が見えないとどうしてもお互い不安になってしまうものです。
このベビーモニターを導入後、寝かしつけを終えてから自室や他の部屋で自分の時間を安心してとれるようになりました。

映像が映る部分であるモニターもUSB接続で充電ができるため、モニターを持ち運ぶことが可能。モニターを持っていれば家のどこにいても赤ちゃんの様子を確認できます。更にセンサーで動きや音を感知できるだけではなく、その部屋の室温も把握できます。

私はまだ使いこなせていませんが、カメラとモニターで通話が出来るのも便利なポイントだと思います。
またモニターの操作でカメラから子守歌を流すことも出来ますが、うちの子は驚いて起きてしまうので我が家では有効活用できていません。

たまひよ 抱っこ布団 丸洗いできる!安心抱っこふとん(日本製) シェブロン

赤ちゃんを抱っこして寝かせるときに使っています。やはりこれを使うことで布団に寝かせるときに起きる確率がぐっと減ります。
ただ、うちの子、この製品を使っている状態で背中をトントンするとなかなか寝ないんですよね。スリーパー越しに背中をトントンしても寝ないので製品の問題ではないようです。
赤ちゃんを布団に寝かせるタイミングで泣いてしまって困っている方にはオススメです。

 

筋肉痛に効く湿布(フェイタス5.0大判サイズ 14枚)

色々と模索をしていますが、やはり寝かしつけに抱っこは欠かせません。そして、日々重くなっていく赤ちゃんを抱っこする私は日々筋肉痛に苦しめられています。筋肉痛がひどいと抱っこに対して抵抗感を持ってしまう……そういう事態を防ぐことができるので筋肉痛に効く湿布としてフェイタスには非常に助けられています。
寝かしつけをストレスなく行うことで安心して赤ちゃんも眠れるはず。痛そうな顔を見せずにすむという点でもフェイタスは必需品です。

 

以上、赤ちゃんの睡眠改善に効くグッズ紹介でした。

 

まとめ

ねんねトレーニングをすることで親はめっちゃラクになります。ラク、してください!

赤ちゃん一人ひとりに適した方法がきっとあるので色々試してみてください。効果測定にはぴよログを使うと便利です。

赤ちゃんだけでなく、親の体調管理ができるグッズも余裕があれば調達してみるとメンタル的に安心して赤ちゃんに接することができるはず。

それではまたお会いしましょう!