そろそろ1月始まりの手帳を買い換える時期ですね。
私が紙の手帳を使う理由 ~アナログのいいところ~
スマホが当たり前になり、紙の手帳を使わなくなった人も多いと思います。他の人と予定を共有したり、リマインダー機能があったり便利ですよね。
しかし、そんな中でも紙の手帳も使っています。理由は以下の通りです。
手書きの方が覚える
学生時代からテスト勉強は「とにかく書く」という方法をとっていた私は、今でも紙に書くことで様々なことが記憶に残ります。スマホの入力でも同じでは? と思って試していた時期もあったのですが、残念ながらフリック入力では記憶に残らず。手を動かして文字を書くということはキーボード入力やフリック入力より脳にとっても身体にとっても労力が発生しますが、そのほうがエピソードとして記憶しやすくなるのかもしれません。
予定を忘れないから結果的に余裕を持って行動できる
アラームがあるからと予定を完全に忘れてしまうと、アラームで直前に思い出してバタバタ…… なんてことをしている時期がありました。私は紙に書いて脳みその片隅に予定が残っていた方が結果的に余裕をもって行動できています。これについては自分が完全に忘れるからと、リマインダーをもう少し前に設定するとか工夫をすればクリアできそうですが、私にはそんなに器用なスケジューリングができないため、採用していません。
時間になったらアラームやリマインダーで手帳が飛び出してくるということはないのですが、そのぶん手帳(=予定)を確認する機会も増えます。
自由度が高く、自身の目標や、やりたいことの管理がしやすい
手帳はスケジュール管理だけではなく、目標ややりたいことの管理もできます。私は表紙裏に年間目標を書き、マンスリーのページには毎月の目標を書いています。デイリーのスペースには起きた時間と寝た時間、念のための退勤時間を記入しています。デジタルとは異なり、ページをめくると、過去のページの記入も目に入ってくるため、自然と振り返りもできます。
ちょっと前の範囲で振り返りをするというのは記憶力向上に効果があるとかないとか。それはともかく自身の成長にもつながるので効果的なのは間違いないです。
手帳を開くのが楽しい
ノリで買ったステッカーを貼っています。ノートパソコンとかスマートフォンとかに貼る勇気がないので自分しか見ない手帳に貼ってこそこそ楽しんでいます。プライベートスペースに何かを飾ることに似ているかもしれません。
デジタルネイティブ世代からするとしっくりこない内容も多いとは思いますが、スマホでスケジュール管理をしていてもうまくいかない人は紙の手帳を試してみてはどうでしょう。
紙の手帳の買い方とオススメのペン
この記事を読んで、使ったことはないけど紙の手帳をとりあえず買ってみようかなあと思った人は、高橋書店の「おすすめ検索」機能がオススメです。3つの質問に答えると、条件に合致する手帳を表示してくれます。
購入する段階になったら、本屋や雑貨屋で実物を手に取ってみてください。手に取って見ると思ったよりも小さかったり、紙の材質がわかったりします。1年間使うツールなので実際に触ってみてしっくりくる物を選びましょう。
高橋書店やNOLTYなどの定番はもちろんいいのですが、個性的な手帳もあります。
科学好きならブルーバックスの科学手帳なんてものも。
歴史好きの方には歴史手帳がオススメです。
まだ2023年版がでていませんが、多分10月中旬にはでるはず。
ペンについてはお好みの物を使ってください。
私は高橋のNo.271を使っているため、シグノ ブルーブラック 0.28mmを愛用しています。小さい手帳にもしっかり細かく書き込めるので気に入っています。
アナログとデジタルの両刀使い
紙の手帳は目標管理ややりたいことの実現に向けた行動管理に使用し、スマホの手帳アプリは日々のスケジュール管理に使うといった分け方で両方使うのもいいかもしれません。
すべての内容を一元管理することにこだわらない人であれば、とりあえずスマホの手帳アプリに入力、その後、紙の手帳に転記して記憶するという運用もありだと思います。
今のやり方でスケジュール管理がうまくいかない、やりたいことの実現に向けての行動ができない方はアナログとデジタルの両方を活用してみては?