多忙ゲーマーがSteamセールで買ったゲームサントラに救われた話

ゲームコラム

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多忙につき遊べない!とPSストアのブラックフライデーやSteamのオータムセールでモヤモヤしていた私がサントラに救われました。

育児中でなかなかゲームが楽しめない

世間では11月下旬からブラックフライデーセール、オータムセール、サイバーマンデーセールなどなど、年末商戦へ向けて立て続けに様々なセールが行われています。毎年、ゲーマーの私が積みゲーをこれでもかと増やす時期でもあります。

しかし、ゲーマーに加えて今年から一児のパパという肩書を持つようになった私はどうすべきか迷っていました。
「ゲーム買ってもいつプレイできるかわからないし、来年のセールのほうがもっと安いかもしれない」「ゲームはほしい、やはりプレイもしたい……」

家族のことを想うとその欲求を完璧に満たすことは難しい。ゲームに対する欲求を満たせなくとも、赤ちゃんが笑ってくれればそれで結構幸せ。けど、それでもちょっとくらいはゲームがしたい。

まさに葛藤です。今買ってもプレイするのはいつになるのかわからないしなあ……と思いながら、スマフォアプリでPSストアやSteamのセール価格をチェックしてモヤモヤしていました。

そんな中、Steamで買えるサウンドトラックもセール対象になっていることに気づきました。

Steamのサウンドトラック販売ページ

サウンドトラックの詳細ページを見ると、多くのものはDLCではなく購入後に楽曲のデータをPCにダウンロードできることがわかったので早速購入。PCのSteamアプリ上でダウンロードするとmp3形式でローカルに保存が出来ました。(mp3形式以外にもFLAC、AACで提供されているものもあります)

Steamで販売しているサウンドトラックのページはこちらです。

私を満たしてくれたのは『ロックマンX』のサントラ

『ロックマンX』のサウンドトラックをSteamのオータムセールにより960円で購入することができました。小学生時代にSFCで遊んだ『ロックマンX』。その楽曲を聴いて、子育ての中でもゲームがしたい……そんなモヤモヤが消え去ったのです。

今は確かにゲームをするのが難しい時期かもしれないけども、人生を振り返れば受験生だったとき、新卒1年目のときなどゲームから離れていた時期はありました。むしろそのときよりはゲームが出来ているなあと何故か冷静に現状を把握することが出来ました。

さて、こちらのサントラの中身についてですが1曲目は「CAPCOM LOGO」。SFCで発売されていたカプコンの作品をやっていた方ならきっとニヤリとしてしまうあの電源投入時のジングルです。3曲目の「Password」はパスワード入力画面のBGM。パスワードを書いたチラシを捨てられたことに対して怒ってしまい母親と喧嘩したことを思い出しました。その他にもステージセレクトで流れる曲、ステージを決めてボスがポーズをとるときの曲、各ステージ道中曲、もう全てが懐かしい。

今聴いても格好いい曲ばかりでとても驚いたのですが、それ以上に曲を聴いたらしっかりとステージが頭に浮かぶことに驚きました。今プレイしてもボスの弱点武器を間違えない自信があります。当時は新しいゲームを簡単に買ってもらえなかったので、1本1本を大切にやりこんでいたことを痛感しました。

ステージ曲で一番をあえて決めるなら「スパーク・マンドリラー」のステージも捨てがたい……しかし「バーニン・ナウマンダー」が一番好きです。イントロのリフ、いわゆるAメロ、Bメロの展開、どれもすごくいい。Aメロのときの刻むベース音もすごくかっこよくて全体的に洗練されすぎています。Bメロで上がりきって、またイントロのリフで落ち着く感じもすばらしい。好きなポイントを挙げると全部!となってしまいますね。ゲームの演出やステージ構成と合っているとかそういう以前に単純に音楽としてかっこいい!

全体的にロックマンXのBGMは1ループが短いんですが、だからこそ聴き続けられる曲になっていますね。制限があるからこそ、シンプルなよさが感じられるといった印象。

ロックマンXシリーズについては、各作品のサントラがSteamで購入できるので、自分が一番やったロックマンXのサントラを購入するとQOLが上がります。本当にオススメです!
私は『ロックマンX4』のサントラも買ってしまいました。

AmazonPrime会員なら会員特典”AmazonMusic”を利用するとロックマンXシリーズの曲が無料で聞けます。”ロックマンX”で検索するかこちらからどうぞ。

メタラーの私のテンションを上げた『DOOM』

『DOOM』をプレイしているとき、ヘッドバンギングしたくなるほどBGMが格好いいと思っていました。その『DOOM』のサントラがオータムセールにより550円で購入できてしまいました。

激しい曲とそうでない曲がありますが、やはり注目すべきは激しい曲です。そのほとんどはギターソロ、ボーカル無しのメタル調の曲になっています。しかし、激しい曲もそこまで速くなく、重いギターリフ中心の重低音重視。おそらくドゥームスレイヤー(プレイヤーキャラクター)の移動速度を考慮しているのだと思います。

ゲームの流れを支える音楽のため激しい曲でも終始激しいわけではありません。『DOOM』はひたすらドンパチやり合っている印象を持たれやすいのですが、実際にはステージが始まると死体や不気味なオブジェクトがあるところを探索し、敵と遭遇、サーチアンドデストロイ。扉を開けるのに必要なアイテムを見つけるために再び探索し、敵と遭遇、熾烈な戦い…… という流れを繰り返しながら攻略が進行していきます。

そのため、楽曲もおどろおどろしいイントロから入り、激しい戦闘曲になり、少し静かになったと思ったら歪んだギターサウンドが鳴り響く…… そんなゲームの雰囲気を最高に盛り上げてくれる楽曲となっています。

メタルが好き、という人でもメロスピやネオクラ、シンフォニックメタルなどが好きな人はしっくりこないかもしれません。ちなみにドゥームメタルに分類される曲調ではないです。重くて暗いけれどそこまで遅くはないのです。

気になるサントラがSteamには盛りだくさん!

『デススマイルズ』と『怒首領蜂大復活』のサントラも購入しました。
オータムセールにより『デススマイルズ』はサントラ3つまとめたバンドルで531円、『怒首領蜂大復活』はサントラ4つのバンドルで1866円という価格設定になっていました。

『怒首領蜂大復活』のサントラの1つ、「DoDonPachi Resurrection BLACK LABEL Arrange Mode Album」は曲名を見ていただくとわかるかもしれませんが『怒首領蜂大復活』のサントラではなく、『ケツイ 絆地獄たち』のサントラだと思います。買ってから気づきましたが嬉しい誤算でした。

ケイブの弾幕シューティングゲームサントラは外れ無しです!

その他にも雄大な音楽が好きなら『モンスターハンターワールド』がグッとくると思いますし、サイケデリックな音楽に酔いしれたいなら『ホットライン:マイアミ』がオススメです。

作品を楽しんだ方なら『ファタモルガーナの館』や『ルイーナ』のサントラは買いだと思います。

おわりに それでもやっぱり……

サントラを買うことでゲームのセールに対するモヤモヤした欲求は晴れました。しかし、やっぱりゲーム本編をプレイしたい……とは考えてしまう所はあります。

未練がましく私は購入したサントラを赤ちゃんと過ごす部屋で流しています。押し付ける気はないけれど少しでも興味を持ってくれて、将来一緒にゲームが出来たら楽しいだろうなあ、と思っています。もしくは、子どもがゲーム以外の趣味を持ち、私にその面白さを教えてくれたら嬉しいのですが……どうなるか、楽しみなところではありますね。