2月1日よりサービスが始まる「読売新聞オンライン」。
新聞値上げに伴う新サービスの詳細が発表されました。
2019年1月13日の朝刊を元にまとめたいと思います。
「読売新聞オンライン」の概要
読売新聞社が2019年2月よりスタートするサービス、「読売新聞オンライン」。
以前、紹介した際は「定期購読者向けのサービス」とお伝えしましたが、
今回の発表によると、「非会員」「一般会員」「読者会員」の三つに分かれており、
どの会員かによって受けられるサービスが違うようです。
「非会員」は「速報ニュース」や「深読みチャンネル」などの限られたコンテンツしか利用できないようですが、「一般会員」「よみぽランド」「チケットサービス」「朝刊メルマガ」「プレゼント応募」などのサービスが利用できるようです。
一般会員になる方法はまだ明らかにされていませんが、読売新聞読者でなくともなかなかのサービスを受けられそうです。
そして、読者会員については「紙面ビューアー」「記事検索1年分」「日刊! ポケモン」「連載小説」「スクラップ機能」などの全サービスが追加料金無しで利用できるようです。
ひとつひとつについて詳しいことはわかりませんが、個人的には「記事検索1年分」はかなりうれしいサービスです。
また、前回このサービスに対して懸念事項として
「スマートフォンを持っていなければ受けられるサービスが減るのではないか」
ということを挙げましたが、どうやらパソコンからも利用ができそうです。
スマートフォンからの利用はアプリをインストールするのか、
ブラウザから見るのかなどはまだはっきりとはしていませんが、配信コンテンツについてはとても楽しみです。
読者会員になる方法
読者会員になる方法としては、2月から順次配布される紫色の「招待状」の中に入っている、
IDとパスワードを入力するようです。
こちらについては、郵便受けに入っていることもあれば、販売店スタッフが手渡しすることもあるそうです。
IDとパスワードなので手渡しの方が安全だなあとは思いますが、定期購読者数を考えれば仕方ないのかもしれません。
また、こちらの招待状は一部地域では遅れる場合もあるそうですが、
2月3月は特別体験期間として、招待状がなくとも「読者会員」に近いコンテンツが楽しめるそうです。
つまり招待状が届いていなくても、そもそも定期購読をしていなくとも、2月3月は読者会員とほぼ同じサービスが受けられるようです。
注目のコンテンツ
詳細ははっきりしておりませんが、新聞を読んでこれは期待大! というコンテンツをご紹介。
①連載小説
読者会員サービスの「連載小説」では、今野敏氏の「任侠シネマ」が連載されるそうです。
「任侠書房」「任侠学園」「任侠病院」に続くシリーズ最新作のようです。
タイトルからわかるように、今回は経営が苦しい映画館を建て直すストーリーのようです。
個人的には「任侠シリーズ」の最新作が読める、というだけで楽しみです。
私はよく存じ上げないのですが、上田秀人氏の新作も連載されるようです。
②紙面ビューアー
朝刊などの紙面をスマフォから見られるサービスのようです。
私のように毎朝、満員電車でスマフォをいじるぐらいしかできない人間にはとてもありがたいサービスです。
いつもは家で新聞を読んでから家を出ていますが、このサービスがあれば朝の余裕が増えそうですし、
気になった記事などを電車の中で読み直すこともできそうです。
また、詳細はわかっていませんが、スクラップ機能もどのようなものか楽しみです。
③日刊! ポケモン
読売新聞の紙面にも掲載されていますが、読売新聞のポケモンコーナーはお子様がいる人には非常におすすめです。
中学受験の文系科目指導を行っていた人間として、親子で一緒に見てほしいコンテンツです。
ここではあまり詳しく書きませんが、親子で楽しみながら勉強する時間を作ってくれるいいコンテンツです。
こちらも詳細はまだわかりませんが、紙面のポケモンのコーナーと同じようなものであれば、是非お子様とみてほしいです。
以上、三つを取り上げましたが、そのほかにも「お出かけクーポン」「チケットサービス」などの外出の際にお得になるコンテンツや、「よみぽ」というポイントサービスなどもあるようです。
おわりに
読売新聞の値上げに合わせて他社も値上げをするのでは、という予想が一部ではありましたが、
現在、ほかの新聞社は値上げを行っていないようです。
2017年に日経新聞が値上げし、その後2018年に読売新聞の値上げという流れからも、
他社の追従値上げはまだまだ起こらないのかもしれません。
ただ、新しいサービス、というのはやっぱり楽しいものです。
まだまだ情報は少ないのですが、引き続き新しい情報を楽しみにしたいと思います。