『3月8日はSSA』缶バッジ作者独占インタビュー

取材記事

 

 

 

2019年に入ってから『3月8日はSSA』と書かれた缶バッジを目にした、あるいは手にしたワグナーは多いのではないだろうか。

このバッジの作者であり、瞬く間に500個以上配布した強走薬キッチン!氏(以下、キ)。この缶バッジに対する想いを氏に独占インタビューした。

 

 

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『3月8日はSSA』缶バッジを作ろうとしたきっかけ

 

ー『3月8日はSSA』缶バッジを作ろうとしたきっかけは何なのでしょう?

 

 横須賀でSSAが発表されたときはその場にもにいて、最高にうれしかったのですが、あとで箱の大きさとかを調べていくうちに、どう考えても平日のSSAが埋まるはずないだろうという確信があって。結果それは、早期完売という最良の形で裏切られたわけですが。

 

ー3月8日のSSAを1人でも多くの人で埋めたかったという想いが発端なのでしょうか?

 

 そうですね。なんとなく昔のアイドルオタクの人達って、売れてないアイドルのためにチラシ配ったりして周りの人に必死に売り込むっていうイメージがあって。そういうのが「推し」なんじゃないかなって。こんなことを考えるようになったのは、子供のころなぜか家に「七人のおたく」のビデオがあって、それを見ていた影響かもしれません。実際そんなシーンがあったかは覚えていませんが。

で、ワグナーの古参の方はそういう世代が多いから、誰かしらそういうことしてくれると勝手に思ってました。でも、私の見た範囲では見当たらなくて。だったらその真似事でもいいから自分でしてみようかなと思いました。

 

ーキッチンさんのそういったオタクのイメージが、『3月8日はSSA』缶バッジにつながったのですね。

 

 ですね、SSAが埋まらないだろうという予想も含めて、私の勝手な思い込みや勘違いから生まれたといってもいいかもしれません。

 

ーなぜチラシではなく缶バッジという形にしたのでしょう?

 

 そうですねー。なんかピンと来たから、ですかね。缶バッジだけに、ピン。

 

ーなぜチラシではなく缶バッチという形にしたのでしょう?

 

 …。HOMEツアーpartIIの大阪や横須賀で素敵なオリジナルの缶バッジを作って配っているワグナーさんがいて、私もいただいたのですが、その方にインスピレーションを受けたのが一番大きいかもしれません。チラシだと持ち歩くのが大変そうだし。

 

ーこのデザインは好評ですね。

 

 Twitterでも言っていますが本当に1分くらいで作りました。

 

ー2019年2月25日現在で500個以上配布済みということですが、最初から500個も作ったのですか?

 

 いえ、一番最初に作ったのは20個です。ネタのつもりだったので、それでも多いかなと思っていたくらいなのですが、配布前日にツイートしたのが思いのほかバズりまして。

あわてて会場に向かう途中に写真屋さんで30個増産しました。結局、大阪公演の3日間通しても50個全部は捌けずに余ってしまいました。需要予測や在庫管理って難しいなぁと思いましたね。

 

ー大阪公演の50個からスタートして、その後どのようにして500個に?

 

 大阪公演のあとからもたくさんの方からほしいと言っていただけまして、

大阪20個+30個→長野100個追加→徳島150個追加→愛知200個追加

で、計500個作りました。大量発注すると予備品ももらえるので正確には516個です。

 

ー全部自腹ですよね?お財布的に厳しくないですか?

 

 最初の50個は正直、高く付いていますが、そこからは大量発注することで、缶バッジって結構安く作れるんですよ。全部足しても、豪華なフラスタ1基分より安いんじゃないですかね。自分でフラスタ出したことないのでわかりませんが。お金払いたいと言ってくださる方もいますが、売り物にはしたくないので、全部お断りしています。

 

ーこの缶バッジ、「1分以内に身に付けないと爆発する」というウワサは本当ですか?

 

 本当です、火薬の調達に一番コストがかかっています(笑)

いや、お譲りしたものですので所有権は私にありませんから、煮るなり焼くなりメルカリに売るなり好きにしていただいてかまわないのですが、できれば身に付けていただいて、Twitterで拡散してくれたらうれしいなーという気持ちはあって、冗談が通じそうな相手には渡すときにそう言っています。

恥ずかしくて付けれないけど記念に欲しい、というのでも全然かまいません。こういうのは制限するのではなくてとにかく数を配ったほうが拡散しやすい、と思いますね、多分。

 

ー本来の目的であるSSA完売はたしか愛知の前に報告されていたと思いますが、その後も配り続けるはなぜですか?

 

 ほんとそれなんですよね。SSAに人を呼ぶために作ったものですが、SSA完売してからも、今ではSSA当日にほしいという方もたくさんいらっしゃって。正直、なんでこんなに人気があるのか自分でもわかってません。ただ、最初から、ほしいと言ってくれる方には全員に届けたいと思っていまして。まさかこんなにいるとは思わなかったのですがうれしい誤算です。

 

ーもらいに来る方はどんな方が多いのでしょう?

 

 女性が多い気がしますね。なんでかなって考えたことがあるのですが、女性向けの現場って痛バッグだったり、缶バッジの文化が根付いているからなんじゃないかと分析しています。すぐ身に付けてくれるのも女性が多い印象です。

 

ーもらいに来てくれた方とはどんなことを話しますか?

 

 多いのが、「これ欲しかったんですよ」「念願のバッジを手に入れた」「みんな付けてていいなと思ったんですよ」などのお褒めの言葉をいただきます。そんな大したものじゃないですが、本当にうれしくて、それがモチベーションにもなってますね。最初の目的とズレちゃってますが、3月8日に向けて士気を高めるという別の目的も出てきていて、作ってみてよかったなと思います。「やってみなくちゃわからない、わからなかったらやってみよう!」完全にプリチャンですね。プリチャンと言えば15話でりんかが(長いので中略)

 

ー特に印象に残った方などはいますか?

 

 おもしろかったのが、「公式のグッズかと思って探したけど無くて、ようやく見つけた」という方がいましたね。

他にもいわゆる有名系ワグナーとか、小さなお子さんだったり、兄弟、姉妹、親子ワグナーとか、コピユニやってるワグナーだったり、髪の色がおかしいワグナーだったり、実在するか怪しかったワグナーだったり、汁物がどうとか書かれたTシャツを着たワグナーだったり。缶バッジがきっかけで色んなワグナーと知り合えたのが何よりの収穫です。

収穫といえば、お土産や差し入れをくださる方も多くて、それはありがたくいただいています。ツアー中のお昼ご飯は大体それで済んでました(笑)

 

ーWUGちゃんたちにも配ったとか?

 

 まず、わぐりすらんのときに「鷲崎さん宛」と書いてWUGのプレゼントボックスに入れました。ご本人まで届いているかは不明ですが。

そして愛知公演のときにメンバー7人それぞれにお手紙と一緒にプレゼントボックスに入れさせていただきました。実はファンレター書くのはこれが初めてでした。

あと有名人?だと「i☆Risおじさん」ことバロン大野さんと、FIVE STARSのスタッフさん3名に直接お渡しすることができました。ワグナーさんが紹介してくれたんです。私だったら近くにいても気づかなかったと思います。

仙台駅にいたむすび丸も快く受け取ってくれましたね。

 

ーいい笑顔ですね。では、そろそろお時間なので、今後の展望をお聞かせください

 

 もう手元に5個しかないので、SSAに向けて再発注してます。新しいデザインにしようかとも考えたのですが、みんなが同じものを持っているということにも意味があると感じていますので、今回も全く同じものを作ります。

 

ー今度はいくつ作るのでしょう?

 

 いつも数が読めないんですよね。しかもお渡しできる機会として本当にファイナルですし。ただ、後悔はしたくないので、余るの覚悟で強気に攻めます。

 

ー本日はありがとうございました。

 

 でわでわぐー!これ全然流行らないんだよなぁ…

 

ファイナルビブスの人として知られていた強走薬キッチン!氏だったが、今や缶バッジの人として認識している人の方が多いのだとか。そこまでこの缶バッジが広まった背景には、氏のバッジに込めたそれなりに強い想いと、氏のいい加減な性格にある気がしてならない。

「希望者には3月8日に約束の地、SSAでもお渡しするので遠慮なく声を掛けてください」と言っていたことも付け加えておく。最後に一言、筆者からも声を大にして言わせていただきたい。

3月8日はSSA!

 

 

文とか全部:強走薬キッチン!

 

現在こちらで配布中。入手方法は以下ツイートより。

 

 

 

 

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