Apex Legendsはなぜ人気なのかを考察したい

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最近Apex Legendsが楽しくてしょうがないのです。記事進められないレベル。
もはや他のゲームを遊んだ箸休めにApexを始めて気がついたら日付が変わってるとかも多い。

元々はストリートファイター4をそこそこやり込んでいたのですが、めちゃくちゃハマっているのはApex Legendsですね。

Apex Legendsの世間的な人気の理由を考察しますよ。

Apex Legendsの人気の理由を考察

一言で言うなら、Apex Legendsは時代の流れに合った要素をたくさん持っているから…という事。
もしかしたらバトロワ系ゲームにも言える部分があるかもしれません。

 

責任の分散

Apex Legendsは3人一部隊というチームでの戦闘を強いられる。一人がゲームに不慣れなプレイヤーでも二人が善戦すれば勝ちにたどり着けることもある。

しかし先に一人やられてしまえば多くの場合3人の銃撃が残った2人に集中する。これは3人、つまり一人あたり33%に分散されていた敵の火力が一人あたり50%になる。その差は1.5倍。1.5倍早く体力を奪われるのでとにかく不利なのは分かっていただけるかと。

とはいえ、3人という集団の最小単位は限りなく個人の力が大きく影響されるので不利な状況から巻き返せることは大いにある。あなたがどんなに下手で何も出来なかったとしても勝ちは勝ちだし、あなたが足を引っ張って負けてしまってもそれをカバーできなかった味方の技量が足りなかった、とも言える。

 

あなた一人が敗北の全責任を追うわけじゃないということは思いのほか救いになるはず。このゲームには運の要素もかなりある。武器が拾えなかったとか、仲間との相性が悪かったとか。敗北の原因が分かりやすいというのも多くの場合あなたのモチベーションを下げないことにつながる。だって自分はうまくやれたと感じられるのだから!

1on1で自分が全責任を負って対戦するのは傷つく…。
→Apex Legendsはそれが少ない

勝利と敗北の価値のバランス

Apex Legendsは3人1部隊×20部隊、60人で試合を行う。最後まで生き残ったチームだけがゲームの勝者。
つまり、残り19部隊は勝者にはなれないことを意味する。勝率50%なんてことはほとんどありえない。負けて当たり前、勝者になったらすごく嬉しい。
勝てて当たり前の状況になりにくいからこそ勝った時の喜びは格別になる。
そして勝てなかった19部隊は楽しくないのかというとそういうわけでもない。

Apex Legendsをはじめとするバトロワ系ゲームは勝つことが困難だからこそ、「勝者と敗者」ではなく「勝者とそれ以外」の構造に近づいている。勝利の価値が高まっていると同時に、敗北の価値も上がっている。

これは勝ち負けによってプレイ体験に差がつきにくいことも意味している。
プレイヤーは勝ち負けよりも試合内容がどうであったかという点を重視できる。

そして「試合に負けた」よりも「誰かにやられた」「ここでしくじった」ということを意識せざるを得ないので、そこには当然悔しさが生まれる。だからリプレイ性も高い。
うまくやれた事も、うまくやれなかった事も見えてくる。何が足りないのか向き合うことにも繋がる。上達も早くなる。

 

ある意味で勝利と敗北の価値そのものが軽くなっていると言えるかもしれないけど、それが試合内容に目を向けることになるので、敗北がプレイヤー体験の質を落とすことに繋がりにくいのです。幸福量というか、「楽しい」の量が全体的に多いのです。

対戦ゲームで勝者と敗者が同じ数生まれるとそれだけ勝てるように見えがちだけど、やっぱり勝てない人は簡単には勝てない。そういう錯覚みたいなものの中で負けを引くことはそこそこのストレスになると思う。敗北者であることを突きつけられると心が折れる人が多い。Apex Legendsはそういうつらさが非常に少ないのでめちゃくちゃ癒やされる。

どんな1on1の対戦ゲームでも負けて楽しいと言える人は全体の割合としてはあまり多くないと思っています。3人以上のチーム型対戦ゲームが増えているのはそういう流れがあるから、と私は考えています。

勝者と敗者が一人ずつだと勝利と敗北に執着しがちで楽しみにくい事もある。
→勝者1人で敗者19人なので負けて当たり前!試合内容の価値に気付きやすい

 

ゲームの賞味期限と楽しめるまでの時間

 

Apex LegendsはFPS(ファーストパーソンシューティング)と呼ばれる一人称視点のゲーム。他のFPSをやっていればすんなり溶け込めますが、そうでない場合は少し慣れるまで時間はかかるでしょう。

昨今大量にゲームが発売され、スマートフォンのゲームアプリもたくさん配信されています。ゲームの量が圧倒的に増えていると思いませんか。その上でSNSやネタバレの影響もありそうですが、発売直後をピークと捉えるなら、ゲームの賞味期限が短くなったようにも思います。ゲームをクリアしたらすぐ次のゲームを遊びに行ってしまうだろうし、1本あたりにかけられる時間が減りました。

だからこそ、すぐに楽しいと思えなければ中古として売却されたり遊ばれなくなってしまいます。

 

Apex Legendsを楽しいと思えるレベルの操作技術を習得するまでの時間はあまり長くないジャンルだと考えています。ゲーム自体の操作は割とシンプルなほうです。FPSジャンルの経験を活かすことはもちろん出来てしまうのですが、ここからFPSを始めても楽しめると思います。

何よりこのゲームは対応ハードがあれば無料で遊ぶ事ができます。課金して超強力キャラが使えるなんてことはありません。だから人に勧めやすい。人がいなくてマッチングしづらいということも少ないのです。

布教しにくい、価格が高い、お金と時間両方の初期投資が高い、といったことがないのは時代の流れに合っています。
それによってプレイヤー人口が増えますから、初心者は初心者とマッチングしやすくなるはず。

慣れるのに時間がかかるゲームは複雑でそれまで負けまくるのですぐに楽しめない
→初期投資(お金と時間)が少なく、それなりにいい負け方ができるので遊びやすい

 

ピンによる非言語コミュニケーション

 

Apex Legendsはチームで戦うゲームなのでどうしても連携や情報の伝達が必要になります。

もちろんボイスチャットが可能ですが、ボイスチャットが出来なくても「ここにいけ」「ここを攻撃する」「ここに敵がいる!」ということを仲間へ簡単に知らせることができます。うまくコミュニケーションが取れれば初対面の人とも連携して戦うことができます。

 

それが外国の方で言葉が通じなくても、「ピン」を使って味方に情報を伝えれば相手側のクライアントの用語で再生される仕組みがあるので、外国の方と普通に一緒に遊ぶことが出来ます。

似たようなシステムは他のFPSでときどき見かけますが、この手のボイスチャットなしで情報の伝達ができるものとしては最高峰に見えます。

パーティを組んで3人集めないと遊べない、ということもなく野良で遊びやすいです。もちろんパーティ組んで遊ぶのも楽しいんですけど。

ボイスチャット前提のゲームは気軽に遊びにくい
→ボイスチャットできなくてもコミュニケーションが取れる。遊び方の幅が広い。

 

Apex Legendsの人気の理由

ここまでいいところを色々書いてきましたのでまとめます。

責任の分散
>ストレスになりにくい 

勝利と敗北の価値のバランス
>負けがストレスになりにくい 

ゲームの賞味期限と楽しめるまでの時間
>初期投資が少ないので人が多い、ゆるく遊びやすいのでストレスになりにくい 

ピンによる非言語コミュニケーション
>野良でも遊びやすい。ボイスチャットを強要されない。

 

グラフィックや操作感がスムーズなのもとてもすばらしいです。バトルロワイヤル系ゲームとしては非常に優れています。
けれども一番の人気の理由、それはとにかくストレスが少ないつくりになっているというからだと私は言いたいのです。

みんな疲れてるんだと思います。日常でもゲームでも。だからこそストレスが少ないものを求めているんじゃないかな…

ストレスが少ない上に楽しい。だからApex Legendsの人気の理由はそこではないでしょうか。

私にとっては「Apex Legendsは癒やしゲー」です。

Apex Legends、PS4、XBOX One,PCで遊べます。ぜひ!

 

 

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私が使用しているスタンドマイク。USB端子接続のサウンドボックスが付属するのでPCでもPS4でも使えて好きなヘッドホンと組み合わせボイスチャットができるので便利です。 Switch版Apexでも使用できることを確認(非switchlite)

 

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